プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★新免許証を手にして

2018-07-25 10:07:55 | 日記・エッセイ・コラム
 自動車の新免許証を手にして、安全運転を期して教則本を読み返してみた。

 「安全運転8則~事故を起こさないために~」の項の第5「高齢者の歩行・運転を見たら注意を怠らない」とあり、しばし、解釈に悩んだ。

 私は、高齢者講習を義務付けられた後期高齢者で、当事者に入る。せめて、「子供や高齢者を見たら、」と表現して欲しいと、うだるような暑さで鈍っている思考力に喝を入れた。

 暑かろうと寒かろうと向こう3年間の無事故・無違反に努めたい。
 

★ミライトワって?

2018-07-24 09:25:07 | 日記・エッセイ・コラム
 7月22日、東京オリンピック&パラリンピックのマスコット・キャラクターの名前が「ミライトワ」と「ソメイティ」と発表された。

 「ミライトワ」とは、「未来」と「永久」の造語をカタカナに置き換えたもので、素晴らしい未来を永遠にという願いが込められているとか。

 しかし、翌日、気象庁が、当分、猛暑日が続く見通しを示し、「災害と認識している」と発表したのを聞いて、「みらいとは?」と、問い返したくなった。

 ネーミングよりも、前回の東京五輪の開会式当日(10月10日)を「国民の祝日」に制定した知恵は、コマーシャリズムに呑み込まれ、開催時期を7月24日~8月9日に設定した愚かさの方が、気に入らない。

 文明が進むほど、文化度が低下し、軽薄さが歓迎される風潮に危機を感じている。

★私学助成金の怪

2018-07-23 08:57:22 | 日記・エッセイ・コラム
 競技上のルール違反なら、論評に値しないと思っていた「日大アメフト」問題だが、大学のガバナンスや行政の関与の仕方にまで及ぶと看過できない。

 系列小中学校を含む日大への私学助成金は、総額150億円以上。特区構想で、安倍総理の関与疑惑が消えない加計学園にいたっては、グループ総額で、288億円以上に達する。

 また、逮捕者まで出た東京医科大問題は、裏口入学と私立大学支援事業を巡っての事件。

 そこで、政府の助成金や支援事業の実態を調べてみたが、複雑怪奇で、全体像を把握できなかった。沿革的には、1975年公布、翌年施行の私立学校振興助成法を根拠にしているが、憲法違反との意見も根強い。

 ついては、安倍総理が執念を燃やす憲法改正は、9条問題に矮小化せず、この国の現在と未来のあり方とをベースに議論していく姿勢を求めたい。

 そのためにも、不透明な問題に蓋をかぶせるような姑息な改正案ではなく、国の将来構想を明確に打ち出し、時間をかけて、国民レベルでの議論を展開する謙虚さを求めたい。

★蝉時雨

2018-07-22 08:49:16 | 日記・エッセイ・コラム
 自民党の総裁選で三選を目指す安倍総理は、「せみ時雨を聞きながら、、」戦略を練っている。

「森友・加計」問題を筆頭に、政策面での不手際が目立つにも拘わらず、なぜ、安泰なのか。

 原因は、「一強他弱」を作り上げたピエロで、2年前、舛添前東京都知事の失脚に伴い、圧勝した小池現知事が、その張本人。

 野心家は、「都民ファーストの会」に収まっておれず、国政政党「希望の党」を結成し、国政進出→総理の座を狙った。目論見は、無残に崩れたが、その後の野党の離合集散と低迷は、目を覆うばかり。

 さて、安倍総理は、夏休み兼ねての欧州・中東外遊を取りやめ、被災地巡りで地方議員との交流を密にしているように、災害すら味方につけている。

 石破・岸田・野田の3氏が、総裁選に名乗りを上げると取り沙汰されているが、「安倍一強」を崩すのは容易ではない。
★納得の仕方
 「共謀罪」が成立した。委員会での採決を飛ばして、本会議で決着するやり方は、民主主義の原則である合意形成を踏みにじる暴挙だ。 多数決は、民主主義の運営ルールに過ぎず、議論の成熟......

★間接ボランティア

2018-07-21 09:27:19 | 日記・エッセイ・コラム
 昨夜、21時過ぎに、玄関のチャイムが鳴った。何事かと思ったら、民生委員だった。熱帯夜続きで、高齢者夫婦の世帯を心配しての訪問だった。

 古くからある町内会・自治会・消防団などの相互扶助の組織の上に、行政機能の補完活動で役員の負担が増えるばかりだ。

 社会構造が、複雑・高度化し、必然的に市民参加型の活動が濃密になることを理解する一方で、行き過ぎと感じることがある。

 私自身が、積極的にボランティア活動できない後ろめたさもあって、「周囲に迷惑をかけないようにする」ことも一種の貢献になると、都合の良い理屈をこねている。

 さしあたり、熱中症で、救急車のお世話にならないように、老妻と心掛けたい。
★おせっかいの功罪
 イート・イン・コーナーの給水機に手が届かない女児をみて、紙コップに入れてあげたら、嬉しそうな顔をして、椅子に座って行儀よく飲み始めた。 きっと、母親の買い物が終わるのを待つう......