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時悠人chosan流処世術

★揚げ足をとる

2018-07-13 09:50:51 | 日記・エッセイ・コラム
 今回の集中豪雨を受けて、自民党の岸田政調会長は、「被災地が財政の心配をすることなく、対応できるような環境整備」や、「将来に向けて防災や減災を進めるため」の制度の見直し等の展望を語った。

 また、石破元幹事長は、「防災省」設置の考え方を打ち上げた。ともに、次期総裁候補と目される人達なので、将来構想として傾聴に値する。

 ところが、石原前経済再生相は、「日本のインフラ技術があっても、これだけ大勢の方が亡くなった。『コンクリートから人へ』という政策は間違っていた」と発言した。

 また、細田前総務会長は、群馬県の八ツ場ダムの建設中止政策を引用し、「ダムは予想せざる事態に対応するため必要なのだ」と強調した。

 閣僚経験者や自民党幹部から、過去の政権の揚げ足をとるような発言が飛び出すと、「恥を知れ!」と言いたくなる。政治不信を増幅させる。