プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★2021年に向けて

2020-12-31 08:51:14 | 日記・エッセイ・コラム
 古来、年神様をお迎えするための目印として飾られた門松だが、近年、街中で見かけることがめっきり少なくなった。

 「門松は冥土の旅の一里塚」と詠み、「めでたくもあり、めでたくもなし」で結ぶと、戯れ歌のようだが、言い得て妙な真理だと思う。

 一里塚の起源は、平安時代に遡るようだが、全国的に整備されたのは、江戸時代で、日本橋を起点として、主要な街道に一里毎に塚をつくり、旅人の目印にしたのだとか。

 さて、人生は冥途への旅に違いないが、その道中で、いろんな出会いや経験をすれば、行き着く先が何処であろうと良いではないかと、思う年齢になった。

 冥途の旅の終わりは、ひとりで渡るしかない道であれば、道中は道ずれがいる方が良いが、忌まわしいコロナと決別して、新たな思いで2021年を迎えたい。

 次回更新は、1月4日の予定。