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時悠人chosan流処世術

★香川県漫遊記⑥小豆島(後編)

2020-12-10 07:59:41 | 旅行記
 土庄町役場前をスタートし、約2㎞地点から続く上り坂の踏ん張りどころで、毎年、ホテルの従業員や宿泊客が、沿道に出て応援してくれたので、受付係の顔に見覚えがあった。

 元会員制のリゾート施設をホテルに転用しただけあって、ロビーや喫茶、ウッドデッキの調度品は、年代物で趣味の良さを感じさせた。

 決して近代的な豪華な造りではなく、部屋もシンプルだが、清潔で居心地が良い。

 瀬戸内海を眼下に見る露天風呂に身を沈め、朝夕で異なる景色が楽しめる。湯上りに、ウッドデッキで生ビールを飲んだり、カフェで寛げば、リゾート気分が高まるに違いない。

 夕げの席に、真鯛の姿作りや地魚、オリーブ牛の陶板焼き、鱧しゃぶ等々が並び、食べ残すと悪いので、食事とデザートを辞退した。

 妻は、「今度、泊まるときは、料理の品数が少ない方が良い」と、すっかり気に入ったようだった。