プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★2010年フルマラソン1歳刻みランキング(2/2):トレンド

2011-05-28 09:54:19 | スポーツ

 フルマラソンの完走者総数は、2005年の82,930人から2010年の179,215人へと2倍以上になった。年代別では、男女とも30代・40代で全体の6割を占めており、20代、50代と続いている。マラソンが健康志向の青・壮年層に定着しつつあるのが窺われる。

 大規模な都市型マラソン大会は、東京マラソンの成功を端緒に、大阪・神戸・京都等でも誕生する予定だ。観光事業を地域活性化策として肩入れする自治体とランナーのニーズが合致し、イベントを楽しむ傾向が顕著になってきたようだ。

 一方、フルマラソン完走者は着実に増えているが、人口比では、0.17%に過ぎない。完走者が100人以上いる年齢は、男性では73歳(171人)、女性では64歳(121人)で、それ以上では激減する。ちなみに、最高齢者は、男性88歳(7時間44分14秒)、女性79歳(8時間)だ。

 いわば、生涯スポーツの楽しみ方としては、男性73歳、女性64歳がマラソンの限界年齢(勝手に命名)で、加齢とともに、ハーフや10㎞・5㎞等の種目に切りかえる方が健康的と言えそう。

 この2年間、フルマラソンから遠ざかっている私が、限界年齢(5年後)時に完走する自信は全くないが、仮に金沢市で検討中のマラソン大会が実現するならば、最後の挑戦の場にしてみしたいと夢見ている。