4月に入ってもつぼみが赤らぐ程度だった桜が、ここ2,3日暖かい日が続き、一気に開花した。今日の午前中、陽気に誘われて自転車で買い物に出掛ける途中、近くの川沿いの桜並木をカメラに収めた。
私のお気に入りのジョギングコースだが、今年に入りまだ一度も走っていないのだから定番と言えそうにない。
それだけ、今年のシーズン入りが遅れている証拠でもあるが、桜が咲くと花粉症が収まるだけに、夕方から試走したいと思っている。
雪国地方共通だが、長く厳しい冬が過ぎると白と鉛色の世界が一気に明るい世界に転じる。色とりどりの草花が一斉に咲き乱れるので、華やかだ。梅と桜に菜の花、水仙、モクレン、タンポポまで同時に見ることだってある。四季の変化が顕著で、太平洋側の都市との違いを実感し、感激する季節でもある。
下の2枚の写真は、自宅前の畑のスナップ。今まで何気なく見過ごしてきた畑だが、今年中に宅地化され来年には家が建ち並ぶ計画と聞き、見納めにとカメラにおさめた。農作物を作っていた人達は、補償問題も解決したらしく、後片付けに精を出している。まさに時の移ろいを肌で感じる。