プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★早朝ジョグスタート!

2008-04-29 09:37:10 | 日記・エッセイ・コラム

 午前5時半に起床し、半年ぶりの早朝ジョグ。寒さに弱くなってきたことと、転倒しないようにとの走友の警告と自戒から早朝ジョグを自重してきた。が、日の出時間が午前5時になり、最低気温も10度を超えるようになったので、例年ペースに戻すことにした。

 妻が安全祈願を兼ねて、大乗寺方面コースを指定したのでさい銭をポケットにいれ家を出た。同じコースを走っても、朝と昼間では気分的にずいぶん違い身が引き締まる。スタート直後は、体感温度が低く、スピードをあげずに暖気運転に徹した。

 大乗寺にお参りした帰り道に通る小学校の校庭には、最近めっきり少なくなった二宮金次郎の銅像が建っている。薪を背負い本を読むおなじみのポース。妻に「斧を背負っていたかしら?」と訊かれて、とっさに思い出せなかった。私は、なぜ最近この銅像が姿を消したかを考えていた。一説には、子供が真似ると危険だからだからとか。本を読みながら歩くのは交通事故の元だとの反対意見が出て廃止に追い込まれたというものだ。

 本来の趣旨とかけ離れた理屈だと思うのだが、これも時代の流れなのか。それならいっそのこと、二宮金次郎に携帯電話を持たせて交通マナーの反面教師にしたら如何なものか。お札のデザインになった農政改革の祖である偉人は、現在の我が国の農政を嘆いているに違いないと思った。小1時間で切り上げたが、爽快な気分で朝食を取ることが出来た。いよいよ、エンジン全開の季節が到来した。