電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが犯す人生最大の過ちは
過ちを犯すことを常に恐れることである
( エルバート・ハッバード )

シュヴァイツァーの存在を私が知ったのは、立花さんのおかげである――小宮隆太郎さん

2008-12-07 | 03-自己・信念・努力
小学校時代の恩人の一人は大森山王の隣組の立花忠保さんである。立花子爵の三男で、学習院から京大の経済学部に進んだが、病気で休学し自宅で静養中だった。ご自身の蔵書と少しずつ買い集めた本で、子供のための図書館を開設された。私は小学校5年から本を借りに行き、読書以外にも様々指導していただいた。 . . . 本文を読む

プロの四段になって初めてもらった給料で母に洋服ダンスを買った――内藤国雄さん

2008-12-07 | 06-愛・家族・幸福
私が「負けた、負けた」と悔しがっていると、母は「相手の人は喜んだはるんやから、我慢しなさい」といって慰めようとした。こちらは負けてイライラしているから、最初は腹が立った。後で考えると、母のほうがつらかったと思う。自分は負けた理由が分かっているから、次は頑張るぞと思える。ところが、母は将棋のことは何も知らないから、オロオロするのもグッとこらえていたはずである。 . . . 本文を読む

対局中、庭を猫が横切るのが見えたとき、私はこの将棋は勝てると確信した――内藤国雄さん

2008-12-07 | 03-自己・信念・努力
あるとき、近所の人からヒヨコを2匹もらった。オスとメスの対で、親鳥が卵を卵を温めてかえしたヒヨコだった。生命力が強く、ちゃんとニワトリに成長した。ニワトリになると、夫婦の話が分かるようになった。野犬が近づいてくると、オスが「用心しろよ」と言っている。産卵が近づいて不機嫌になっているメスにオスが気を使って餌を与え、メスは「おいしい、おいしい」と言って食べていた。 . . . 本文を読む