ミステリーではない、再読モノ。『ぼくのプレミアライフ』がデビュー作。その二作目。三作目が『アバウト・ア・ボーイ』三作とも映画になっているとか。『アバウト…』だけ観たことがある。ホーンビィは1957年生というから同い年。中古レコード店のロブ、同棲中の彼女が家を出たところから始まる。これ、全編、英米音楽、それも中古レコード店で探さなくちゃいけない音楽がBGMで鳴り続け、ロブの大人になれない症候群みたいな世界が延々と続く。前に読んだ時こんなんだったかなと思いつつ。訳者は森田義信。この人がとてもいい。訳文と註釈が最高にいい。その後、二冊も文庫が出ていることを知った。読んでみようかな。手に入れば。☆☆☆ほ(だと思う。)
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