カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『続横道世之介』吉田修一 中央公論社 LB

2024-04-07 21:27:53 | 番外
 『横道世之介』を読んだのは10年前、2013年のことだった。(ちなみに刊行は2009年)この本、今は『おかえり横道世之介』となっていて、『永遠と横道世之介』と続く。さて、『続…』である。世之介24歳を中心に物語は進む。大学以来の友人コロモン、パチンコ屋で出会った浜ちゃん。桜子と亮太。隼人もいる。留年をして大学を卒業、就職しそこないパチンコとバイトで暮らす。その中で出会う人、人。物語は時空を超えて、飛ぶ、飛ぶ。コロモンとアメリカを旅して、桜子と買い物に。自動車工場で働きながら、ヤンキーだらけの小岩、南米の娼婦がいる池袋。光司のもとで一緒にプロレスを見る隼人。何物でもない世之介、世之介には人に言ったこともないことを話してしまう人、人。最低の一年だから、これからは上。☆☆☆☆ほ。


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