ススキノ探偵シリーズ第九作。どうもこれは第八編長編小説ということらしい。地下鉄で偶然出会ったイラストレーター近藤。豪快な酔っ払いと意気投合し、友達となるが、彼が殺された。その真相を追いかける「便利屋」。今回、彼の名が「高橋」でないことだけは明らかになった。北日の松尾、そしてヤクザの桐原が活躍し、病気の相田が重要な役割を果たす。「おれ」はケータイは持たないがコンピューターを使い、ヘボン式を嫌い、YOSAKOI SORANと札幌に来る「マナーを知らない」田舎者を嫌う。読み応えのある長編ということで、☆☆☆☆ほ。
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