『悪果』黒川博行 角川書店 2010-12-19 16:34:01 | 和物 これは単行本で読んだ。主人公は大阪府警今里署。四課○暴の刑事堀内。ぎりぎりのところで生きる男の話。警官でありながら、シノギは代紋が菊という世界。それでいて凄腕ではある。相棒となった伊達とともに、大阪の悪の世界を飛び回る。黒川の『疫病神』で登場の二宮、桑原シリーズの警察側からの世界とういうべきか。悪に半ば染まることで生きる警官の姿、生々しく、面白く、そして哀しい。大阪の裏側を描かせたら、この人は面白い。読ませる。☆☆☆☆。 #小説(レビュー感想) « 『最前線 東京湾臨海署安積... | トップ | 『ミッション』新堂冬樹 中... »
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