『新参者』に続いてまたまた文庫化が待ちきれず、東野圭吾テレビドラマ化作品。彼の作品は、実によく「描かれて」いるような。映像化は見事であったというのが第一印象。それぞれのキャラクターがよくあっていた。弟が少々軽いが。洋食屋を営む夫婦が殺される。その時、子供たちは家を抜け出して流星を見に出かけていた。帰ってきて両親の事件を知る。三人の子供が助け合いながら生きている。そこに犯人の手がかりが。警察は信用できない、事件を動かす。最初からの担当刑事が現れる。時効直前。この中で次第に追い詰められていく。そこに意外な展開が…。☆☆☆☆。うまいもんだ。少々、疑問があることはあるが、それを越えてしまうものかもね。