カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

人が熟成するのに必要なこと

2015-02-01 22:29:26 | ひきこもり・不登校

イスラムを名乗るテロリストの蛮行は、暗い僕の心を更に暗くしている。

人の命は地球より重い?本当かな?

寿命をまっとうするだけでも、大変なことじゃないかと思う。

会える人には会える時に会っておかないととの想いを持った。

寿命を幸運にも今のところまっとう中の両親。共に80台。昨年4月、実家を売り払って駅の近くのマンションを買って引っ越した。そう焚きつけたのは僕にも責任があるが、ストリートビューでまだ以前の実家が写っているのを見たりすると、いよいよ本当の根無し草になったような寂寞感にとらわれる。

親ももちろん若い僕らだって、いつ終わりが来るかはわからない。

ちょうどマッサンウィスキーを届ける用事もあったので、この際泊まって一杯やってこようかと思った。で、昨日行ったら緊急用に携帯買いたいから付き合ってほしいとかで、適当なガラケーを買ってきて久しぶりに両親と一杯やってきた。親父と飲むのは8年ぶりくらいか。


もちろん今のマンションに泊まるのは初めてだ。布団は引っ越しの際に僕が収納に入れたまま。
二人はベッド。


以前の実家にもついでに寄ってきたが、もう別の家が建ち、入居間近のようだ。




で、朝、友人のブログを見たらば、あら今日はネモの上映会か!

 

たまには顔出したいけど午後からか・・・・映画も音が怖いしなぁ・・・


今住んでいるとこは房総でも南の方だが、実家はネモの隣の市である。



コストコでも寄って時間つぶして考えるか。こいけに電話すると、長女と孫が遊びに来るので行くならお寿司とか買ってきてとか言う。


で、一人コストコ。日曜で混んでいたがさくさく買って、まだ12時半。


普通にいけばネモまでそう遠くないはず。一応あのあたりは地元だったんだけど。

そういえば昔小さいころ、線路歩いて2駅先の大久保の映画館?に弟と友達と行ったことがあったな。


しかし、気が付いたらぐるぐる遠回りして、えっ?稲毛?なんで?あらら、一時間もかかってしまった。



で、懐かしい人たちにもお会いして上映会。


なかなか言葉にはまとまらないが、自分にとってはタイムリーな会だった。


もちろんそういう予感を感じたから、頭もぐるぐる回りつつ行ったのだが。



映画は「かすかな光へ」と言う映画だ。

 

むしろサブタイトル?の「~生きるとは、学ぶとは~」という言葉に魅かれたのだが。それは自分のテーマでもあるからだ。

 

終わりにU君の講演もあって聴きながら、僕はなんとなく人って発酵食品みたいだなと、味噌や納豆のことを思い浮かべていた。(苦笑)

先日種から育てた大豆を味噌に仕込んだわけだが、発酵には適度な温度と環境の元でよく寝かせる必要がある。そして、何か月に一度かはふたをあけて、表面のカビをとったり少し手を貸してやる。そうして熟成が進んでいくのだ。


まぁ同じように作っても毎年うまくいくわけでもないのだが。






コストコで買った食品が気になって、最後そそくさと帰宅してしまったが、お寿司は発酵したら困るからね。

 

 

 

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