お忙しい方が多かったようで、参加者は思ったより少なかった。おかげで僕ら新米はみっちり教えていただくことができた。
初めての方で、ご家族でいらっしゃった方がいた。
朝の露が乾くのを待って、まず先に来年のための種籾をはさみで切り取った。
いよいよ鋸鎌で稲刈り。
と言っても今日は大した量ではなかったが。刈った稲を横に寄せてゆく。
そこでもうお昼。
午後、今度は寄せた稲を、昨年の稲わらで束ねてゆく。
じつはこの結び方が一番今日知りたかったこと。
テレビなどでは何度も見ていたが、興味津々だった。
なぜあんなに簡単にくるくるってやるだけで、稲が束ねられるのか?
教えてもらっても、その通りにはすぐにできなかった。
大して難しくもない結び方だったのだが。
聞くのとやってみるとは大違いだの。
更に切り出した竹を、地面にかけや(木槌)で打ち込んで、わら縄で固く縛って固定。この縛り方がまた目の前で実演されても、よくわからないのだ。勉強になった。
今までも自分で竹で支柱は作っていたけど、ビニールのひもで適当にぐるぐる巻いていただけだもんなぁ。わらの摩擦で締まってゆくのだな。
おだあし?が完成したら、束ねた稲を2:1になるように分けて、交互におだ架けしていった。気がつくともう夕方。
そんなこんなで人生初の稲刈りの一日が終わったのでした。
また再来週、第二弾。
鉄棒ならぬ竹棒?で逆上がりをやってみせるガキお嬢様。軽くていいね。