ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

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Jason Mraz 東京公演

2014-11-12 | Music
寒いですねえ。
いきなり寒くなってきたので仕事部屋にもやっと暖房を入れました。

さて昨夜は渋谷のBunkamuraオーチャードホールに、5年ぶりにJason MrazのLiveを
見に行ってきました。
2006/1 2008/7 2009/2に続きこれが4度目です。

昨年夏のライブを見逃してしまったので待ちに待った久しぶりの公演。
オーチャードホールは初めてです。



現代アメリカを代表する天才シンガーソングライターの彼は2002年のデビュー。
ソウルやヒップホップ、レゲエとあらゆる音楽を取り入れ独自のスタイルで現在の人気を獲得。
新作アルバムYesでは女性4人組フォークロックバンドのRaining Janeとコラボ。
“An acoustic evening with Jason Mraz and Raining Jane”と名打った今回の公演は
この Raining Janeとの共演です。

Yesはそれまでの路線とくらべてアコースティックな路線をひときわ前面に出した作品で
ガラッと雰囲気を変えた内容でファンの間でも賛否両論。
今までもそうでしたが今回のLiveでも過去の作品はCDとは異なったアレンジで
新作アルバムのコンセプトに通じるスタイルで聴かせてくれました。

会場は先のBOSTONがオヤジ度85%!(笑)だったのに比べてさすがに若いです。
とはいえ洋楽に関心が低いらしい10代はほとんど見かけず20代~40代が中心でしょうか。
女性75%男性25%といったところ。中にチラホラ私よりも年上と思える人も…。

ま、そんなことは置いておいてステージ後方にはYesのまーるいジャケ映像が。
まずはいきなりJasonが登場しRaining Janeを紹介して彼女らが3曲を披露。
アコースティックとはいえ歌も演奏も結構パワフルでなかなか達者なお姉さん達です。

続いてJason登場、A Beautiful Messからスタート…。
バックの宇宙やエコロジーの映像、効果的なライティングが印象的。
Mr. Curiosityでは改めて自由自在に操れるボーカルのうまさに脱帽。
LuckyではスパンダーバレエのTrueのカバーが入ってきました。
そういや前回のライブでも突然Steely DanのPegをやったりして
なかなか鋭いところを見せてくれたっけ。

新旧曲とりまぜて90分ほどのステージのあとInner-Mission (休憩)の文字が映し出され
一瞬あれ?という感じで20分ほどの休憩時間が。
Liveで間に休憩が入ったのは今回が初めてです(笑)
クラシックとかではあるんだそうな。

第二部の1曲目はLove Someone。
最後のI'm YoursとI Won't Give Upではお馴染み、観客と一体になってのコーラス。
Raining Janeのとのコンビネーションは実に見事で、どの曲も自然と体の中に
浸透してくるようなステージでした。
ただ近年環境保護やエコロジーに積極的に関わるようになった彼の世界感を
象徴するような映像演出は、それはそれで楽しめましたが少々くどい気がしたのは事実…。

また曲の途中で入るいつもながらのMCも、英語、フランス語にイタリア語など
内容が判らないのが悔しい(笑)
19時から22時まで途中の休憩を挟んでたっぷり3時間。

萌え、と背中に書かれたTシャツを着てリキッドルームのステージに登場した時からあっという間に8年。
初期の頃の軽快なラップやR&Bなどのバラエティーに富んだ作品が聴けなかったのはちょっと残念ですが
ソングライティングの素晴らしさは衰えるところなく、彼がこの先どうゆう方向にいくのか非常に楽しみです。
今回も満足度の高い素晴らしいLiveでありました。