
昨日は、『備前特別茶会』がありました。
抜けるような秋晴れの下で『備前楽茶』のリヤカー茶席が出動。当然の野点席で、安定のストリート系です。
つい先日バルセロナ茶会から帰ってきたばかりだというのに、酷使されてるなリヤカー。
しかし、よく考えると岡山県内では久し振りの登場なのか……。
今回のお茶会は3席ありました。事前チケットでは濃茶席、いずれかの薄茶席への2席へ入る事が出来ました。
濃茶は、伊部の長法寺。
薄茶は、陶芸家宅茶室か、立礼席としてのリヤカー茶席。
どうやら点心席で我々のリヤカー茶席が話題になっていたようで、「追加料金を支払っても……」と来られた方が沢山いらっしゃいました。
ありがたや~~。
今回、我々の設えとしては待合を追加。前日から緋毛氈を敷きこんで設営しました。(←自分はしていない)

待合とはいえ、すべてフルオープン状態なので、青空と赤のコントラストを眺めて頂く趣向です。
まずは、『へうげもの(講談社)』の利休さんがお出迎え。

そして、席からは陶里らしく煙突を借景に、野外満喫。リヤカーには織部さん。

お茶を点てつつ、なんやかんやとお話。
リヤカー茶席をご存知の方も、ご存じない方も。皆さん愉しんで頂けたかなぁ?
お客さんが途切れたところで、我々もブレイクタイム。

改めて写真を見ると、我々メンバーの服装が見事にバラバラ。着物、作務衣、ジーンズ、タイパンツ……。
その上、小生は首に手拭い巻いて帽子被って……これぞストリート系茶会。
眉を顰められた方はゴメンナサイ。以後、気をつけて改めませんっ。Ψ(`∀´)Ψ
夕刻に撤収してから、伊部のど真ん中のお寿司屋さんへ。帰ろうとすると大将から「オツマミ持って帰り~~」とのお声掛けあり。遠慮なく頂きました。

帰宅して『ひとり千鳥』の酒肴となりました。
ありがたや~~。
昼間の日照りがユルユルと解けていくようで、酔いに任せて「エエなぁ」と独りごちる。
『緊張と緩和』ですなぁ……。
ん~~?、今日って緊張したっけ? ひたすら楽しんでた気がするなぁ。
さぁ、次回のリヤ茶は何処へ……。