備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

山羊の牧場へ

2009-07-20 20:27:47 | Weblog
いつも気になりながら、なかなか行けていなかった場所。

拙宅では通称『山羊の牧場』。
本当の名前は、『ルーラルカプリ農場』という。

子供の自由研究で、チーズを作ったのが3年前。
その時ついでに食欲に任せて調べていて、『吉田牧場』のチーズから始まり、その中で『山羊のチーズ』が気になり……、「近くでも作ってる農場があるではないか」と。それが『山羊の牧場』。


それから折を見て行こうとするも機会がなく……、
でも急に「今から行こう!」という日が来た。思い立つとすぐ出来るのに。


若いオーナーと少し話をした。

流通・販売まで含めての生産、二次加工品や付加価値のつけ方など『農家のこせがれネットワーク』に通じるような考え方。

その中で、拙宅の雑草循環の話で「小さいサイズの山羊なら、一頭あたり2000円/月ぐらいのコストで飼えますよ」との事だったけれど、拙宅でミルクを採るほどの規模では飼えないし、冬場が困るし。
「でもウチはペットショップではないので、誰にでもお譲りはしません」の顔に心意気を感じた。
確かに観光がてらの人が「キャー可愛い~」の延長で「飼いたい~~」では農家としての心中を察する。
農家としての本気の度合いを感じた。観光メインの牧場化することはないだろう。


ちなみに年中無休、入場料なし。
その代わりに何か生産物のお買い上げ希望との事。
訪問者がブログの記事にする事も視野に入っているハズだし、途中の看板もあえて小さく、判りにくくしているのも訪問者に特別感が生まれてポイント高し。
コストを掛けず儲けのあるマーケッティング手法は、イマドキで好感。


今回は、『山羊のヨーグルトドリンク』『有精卵のプリン』、プラスアルファを頂きました。


時々、覗きに行ってみよう。

バゲットとベーコンを持って行って、フロマージュ・ブランと山羊のヨーグルトドリンクでランチもいいかも。

かわいい豚もいるよ。