備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

夏休みの始まり

2009-07-18 18:00:00 | Weblog
今年もやってきた子供達の夏休み。

思い起こせば、小生、ご幼少のみぎり、
いつも、ご近所からは「坊ちゃん、坊ちゃん」と呼ばれていた……





……ような子と遊んだことがあったかな?という悪ガキだった。


夏休みの子供は忙しい。
部活、プール、ラジオ体操……。そして宿題。


小生、ご幼少のみぎりには、
良く学び、良く遊ぶ、品行方正な秀才といわれていた……


(もうええか…)

訳がなく……。ず~~~っと海に漬かったり、空き地のバッタやカマキリ、公園のセミ、ゴルフ場に忍び込んではクワガタ、カブトムシを相手に駆け回っていた。
大事な事は、幼稚園の砂場ではなく、近所の自然から学んだ。

出始めのテレビゲームに目もくれず、インベーダーゲームも向上せず、気がつけば、周りとは興味の対象がずれているような……。
そのズレ具合を自覚しながらも、自分の立ち位置が居心地良かったのも確か。
でも「自由は孤独で贖え!」って、格好つけて(虚勢で?)書いたりしていた。

その後の人生で、いつもマイノリティーなのは、この辺りが始まりだったのかも知れない。
夏休みは子供が成長する大きなポイントの時期だと思う。


さてこれから先、ウチの子供達が、どういう自我同一性を確立するかは判らないけれど、とりあえず体を大きく動かしてノビノビとして欲しい。


夏を勉強に捧げる子、試合に命をかけてる子、やんちゃしてる子……、
いろんな子供達が世の中にはいるだろう。


大人になったら夏休みはないぞ。 走り回れ!ガキンチョ!

(でも、怪我や病気には気をつけようね。……宿題しろよ!)