しょうわという時代
しょうわは
すでに
しんだか
しんだふりを
しているのか
一人ひとりが
つぶやく
今
唱和する
大合唱
こころが小さくなれば
大合唱で
大きくなった気がして
しょうわは
大きな傷跡
いこん
いごん
壕の中に
埋まる
たいしょうは
しんだ
ただただ黙して
そのはらに
おさめて
しんだ
いえない
いこん
いごん
「県民
各たたかえり・・・」
たいしょうは
耐え
その背中と
腹に
すべてを飲み込み
暗い壕に
持って行った
しょうわをいきたのに
たいしょうは
何も語らず
その
傷跡の深さに
いつも
いたみ
かなしみを
かみしめて
くちびるをかみ
ただただ
とじた
この
焦燥
しょうわは
すでに
しんだか
しんだふりを
しているのか
一人ひとりが
つぶやく
今
唱和する
大合唱
こころが小さくなれば
大合唱で
大きくなった気がして
しょうわは
大きな傷跡
いこん
いごん
壕の中に
埋まる
たいしょうは
しんだ
ただただ黙して
そのはらに
おさめて
しんだ
いえない
いこん
いごん
「県民
各たたかえり・・・」
たいしょうは
耐え
その背中と
腹に
すべてを飲み込み
暗い壕に
持って行った
しょうわをいきたのに
たいしょうは
何も語らず
その
傷跡の深さに
いつも
いたみ
かなしみを
かみしめて
くちびるをかみ
ただただ
とじた
この
焦燥