Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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リレーが教えてくれること

2010-06-16 00:38:46 | しごと・キャリアのこと
少し前になるのですが、「ブレークスルー思考法」という思考を学んだ時に、授業の中で、
男子陸上競技の世界記録が話題に上りました。

男子400m世界記録:43秒18
男子4×100mリレー世界記録:37秒10

それぞれの記録は、樹立した選手も、時期も違うので、単純な比較はできないのですが、この数字から読み取れることとして、同じトラックを1周するのに、1人で走るよりも、4人で分担して走った方が記録が6秒08も早い事実。

関心を持ったこともなかったので、軽い衝撃。

あれから、5か月経って、このことがずっと頭の隅に残っていました。
気になって100mの記録とリレーの記録を比較してみました。

男子100m世界記録:9秒58
男子4×100mリレー世界記録:37秒10

リレーの記録を単純に÷4(人)してみると、1人あたり9秒28となる。
0秒30も世界記録より早くなる。

これも気にしたことがなかったので衝撃。

まあ、冷静に考えれば、リレーゾーンでバトンを受け取る時に、既に加速している状態で走り始めるためトップスピードに近い状態で走れるので、リレーでは、1人当たりの100mのパフォーマンスが世界記録を上回ることになるんですよね。

北京オリンピックで日本男子チームが銅メダルを獲得したレースが感動的で忘れられなかったことも、私に柄にもなく計算機を叩かせた要因です。

何度も泣けるレースである・・・
応援している為末大選手も男泣きしていますし。




4名選手のコメント⇒コチラ

チームワークってこういうことですよね。

1人当たりの仕事量が増え、他の人の応援に回れないとか、1人で完結しなければいけない仕事が増えているとか、働き方や働く人の背景がそれぞれ違うこと、評価制度が個人主義的な仕事の仕方を当たり前にしてしまったとか、いろんな要因があって機能しにくくなっているチームワークです。

うまくいっているチームは、はっきりとした目的・目標のもとに、年代とか性別を超えて、持てる力を発揮し、お互いの立場を尊重しながら、思いやり、調整し補い合い、信頼し、感謝し、喜びあい・・・

力を合わせて仕事をすれば、スピード・クオリティアップにつながることを知っています。

仕事で抱える悩みが多い世の中ですが、救世主はひょっこりやってくると思えないし、結局は、そこで働く人の1人1人の力で状況を変えていくことなんだろうと思います。

個人で仕事をする私ですが、長期的な契約を結んでいるお客様とは「協働」だと思って仕事をすることは、常日頃忘れないように心に決めています。

今日は、メンタルヘルス系の研修のテキストを作りながら、そんなことを考えていました。

南アフリカで戦うサムライブルーも新しい感動のチームワークを見せて欲しいですね。

プチっとお願いします。




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