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「ハクモクレン(白木蓮)」は、数年前に、MBLさんから「卒業式と言えば、白木蓮だよね」と言われて、それからまじまじと愛おしく見るようになった花です。
実家の金沢では、やはり気温の差があるからか、卒業式には見られなかった花です。
時期的には、ちょうど桜と入れ替わりになるのでしょうね。今が見頃とばかりに、咲きほこっていました。
ふっくらした花が、青い空に、希望に満ちて咲いている・・・。
「ハクモクレン」が散ると、今度は桜と同じ頃か、少し過ぎた頃でしょうか、紫色の「シモクレン(紫木蓮)」が咲き出します。
時々読み返す、女流俳人の鈴木真砂女 女史は、シモクレンを見て、戒名は真砂女で良いと詠んでいました。
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女史の話になりますが、彼女が銀座で営んでいた小料理屋は「卯波」と言います。
卯月(4月)の波の高さを、船よりも高い時があると詠み、人生の厳しさに例えたものなのでしょう。
(陰暦の4月なので、実際は夏の季語になるらしい)
春は、希望に満ちながらも、そんな季節でもあるかもしれません。
全句集が出ていたのを知りませんでした。
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部分的には読んでいる女史の俳句でしたので、これを機会に堪能したいと思いましたが、8,990円という超・お宝本プライスに目が点です!
偉大な女流俳人だったことがうかがえます・・・・
そう言えば、こんな記事も過去に書いていました⇒こちら
人生いろいろです。卯波の意味もわかるようになった昨今です。
1日1回ありがとうございます
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今週は娘(お姉ちゃん)の卒業式で、
例年の白木蓮とは違った想いで愛でました。
白木蓮と振袖に袴姿に妙に胸があつくなりました。
偶然にも同じ日にモクレンネタとは。
素敵なシンクロです。
今日の木蓮が一層鮮やかに蘇りました。
女の子の卒業式は、特にそんな思いに駆られるかもしれないですよね。あぁ、MBLさんお、お嬢さんの結婚式が3月末だったら号泣しそうですよね・・・・。
お父さんとしても、お疲れ様でした。
今日は青空に、ハクモクレンがきれいでしたね!
見事なころんさんの写真に私も昼間の光景が、再び蘇りうれしかったです~♪