Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

ミスから立ち直る

2009-06-16 23:53:52 | 自分のお手あて
東京は、ここ3日ほど、夕方になるとゲリラ的に雨に見舞われます。
今日は、完全に駅から出れなくなりました。

それにしても、今日は、タイトルにある通り、研修中に手痛いミスをしてしまいました。

講師になって、今、100本近く登壇してるかと思うのですが、こんなことは初めてという経験でした。

しかも、原始的なミスであります。

新人の時と違って、この年になって起こすミスというのは、起きた瞬間、おおかた原因が思い浮かび、再発防止策が瞬時に脳裏をよぎるように思います。

しかし、そのミスを咄嗟に立て直さなければならない時の、私の「瞬時の判断」が良かったどうかに後悔が残り、また自分自身に腹立たしい思いが交互に錯綜し、帰りの電車は鬱々しておりました。

電車に乗っている時から、豪雨で雷雨で、相当、滅入る・・・・

しかし、今の自分には、ネガティブ感情に浸る時間もなく。

このネガティブ感情を絶つにはどうしたらよいのか、冷静になり、反省をして、再発防止策を講じる(しくみ化する)とか、教科書的にはそういう回答になるのだろうと思うけど、

そんなことは頭ではわかっているけど、リベンジ機会の到来までには時間があり、当面感じているネガティブな感情をどこまで抱き続けるかは、自分自身が決めること。

雨は、一向にやむ気配もなく、駅の中にあるコーヒーショップで、あさって以降の研修の準備をすることにしました。

あさっての研修のテキストの中に、「失敗を引きずらない」という、項目があるのですが、こんな時に改めて目にすると苦笑いです。

「ピンクの象を想像しないでください」と言われると、その時点で誰もが「ピンクの象」を想像してしまう。

「過去を思い起こして、今さらどうにもならないことをクヨクヨ考えることをやめよう」
「同じミスを起こしたらどうしようと起きるとも限らない未来を想定するのはやめよう」

その時点で、クヨクヨ考えている自分、起きもしない未来を想像している自分 が容易にイメージできてしまいます。

私には、上記のメッセージは全然有効ではなく、代わりに何をするかの方が大事であります。

「もう散々反省したやろ?そろそろ一本締めをして、別の仕事に没頭しよう」

目的は雨宿りだったのですが、コーヒーショップで2時間、反省のない、純粋に、猛烈に仕事をしたことによって、もう気持ちは切り替わっているように思っています。

実際のところ、そうやって生産的な活動を流して行くための、感情と思考と行動を流動的にすることが何よりだと思っています。

そんなことを、新人の方に、ミスした時の経験談として話すんだろうと思います。

今の自分には、ミスは何らかのアラームです。
よく休み、スッキリした気分で、改めて前倒しで仕事ができるように立て直そうと誓う雨の夜でした。

たまにお願いいたします。



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2 コメント

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アラーム。 (sei)
2009-06-17 12:36:09
ミスに真摯に向き合うはるさんが
目に浮かびました。ミスの後の瞬時の判断、
これも結構後引きますよね・・・。
別の仕事に没頭する・・・これが私も一番きく
ようです。

ちなみに私の一番のミスは、
日時を間違えて、研修すっぽかしたことです。
死んでしまいたいくらいのミスでしたが
2年経った今では、「ネタ」です。

今日はお休みなのかな?
ゆっくりリラックスできる時間があるといいですね。


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あってない休日 (はる)
2009-06-17 16:26:59
seiさん

コメントありがとうございます。
私の場合、日と開始時刻は合っていたのですが・・・。

ある意味、アラームと感じることができてよかったと思っています。今日も、自宅で研修の準備をしていました。

自営業は時間を決めて仕事をしない限りいつまでも出来てしまうのに、自宅だと、仕事が全然はかどらないことだらけです。

段取りに気持ちが乗らないともうダメ。

思いつくまま調べ物とか関連図書を読み始めたらもうアウトです。

段取りを全うすることはもちろんですが、時間を決める、場所を変える、などしながら、「自分時間」を持たねばと思う日々です。
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