Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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加賀のおみやげ

2007-06-22 22:38:23 | ふるさと・石川

本来、心理向きでない人間が、心理ネタを頑張って書くのは疲労を伴うものでございます。

で、ゆるいネタで書いてみたくなりました。

先日、私の交流分析の師である金井先生のデジカメのSDカードを持ち帰り宿題をしておりましたところ、春先に金沢からおみやげとして持って上がったお土産の画像を見つけました。写真ではいただいていたのですが、ちょっと拝借します。

お国自慢も兼ねて、なかなかのお土産の品を紹介しますね。

①笹寿し
なんてことない普通の押し寿司なのですが、小さい時から慣れ親しんだ「芝寿し」というメーカーのもの。

駅の中や金沢の百貨店・スーパーなどに出店していて、庶民プライスでありながら、笹や山椒などの香りも芳しく、そこそこリッチな食べ心地がするので、駅弁は買わずにコレを買ってから在来線に乗るのが定番の私です。手が汚れない、残しても持ち帰りしやすい、さっぱりしているのでという合理的な理由もあります。

帯が赤いのが鱒、白いのが鯛、青いのが鯖の切り身が乗っています。お祭やおめでたい時には金沢は押し寿司でお祝いをします。

佃の佃煮
3色詰め合わせは上から「くるみ・川エビ・ゴリ」です。個人的にはくるみが好きです。ゴリは天然ではもう見かけることができないんじゃないでしょうか?

③いかの黒作り
これは、富山や石川の珍味です。日本酒の酒の肴にはかなりイケてると思います。塩辛に「スミ」をプラスしたのがコレ。お酒とともにズルズルいただく他に、アツアツのごはんにのせて食べると、ついついおかわりしてしまいます。
ほぼ間違いなく万人が「お歯黒」状態になるので、にっこり笑う時は要注意!

ふぐの糠漬け(へしこ漬け)
ちょっと見えにくいのですが、ふぐの卵巣を糠で漬け込んだものです。3年以上漬け込んでいるので毒はもう抜けています。これも、お酒好きにはたまらないリッチな珍味です。

⑤大根寿し
「なれ寿司」の一種です。本当は「かぶら寿し」を買いたかったのですが、4月は残念ながらシーズンオフです。代わりに購入したのは大根の間に「ニシン」を挟み、麹で漬けたものです。かぶら寿しは加賀の代表的な郷土料理で、かぶに「ブリ」を挟んで同じく麹で漬けたもの。子供の頃は、そんな得体の知れないものを口にすることはできませんでしたが、大人になってからは、恋焦がれる故郷の味となりました。

酒の肴満載の師匠への金沢みやげでございました。
次の帰省はいつになるでしょうか・・・・

こういうネタも好きですよって方もいるかもしれないですね。



お酒飲めないのに、各地の酒の肴は果敢に食する私です。
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コーピングクエスチョン

2007-06-22 00:57:22 | 産業カウンセリングのこと
壮絶な人生を歩んできたクライアントのカウンセリングを今現在の私が受けることはないと思います。

貧困、虐待(精神的・身体的・経済的)、家族の離散、飲酒やギャンブル依存、いじめ、ドメスティックバイオレンス、セクハラ、パワーハラスメント・・・

然るべき機関と連携して解決していく必要がある重たい案件が大半です。

そこまで行かずとも、何とか自力で解決できる可能性も見えながらも、心理的葛藤を抱えている人もたくさんいると思います。私自身も、誰かに相談していれば、早く解決できたかもしれなかった人です。

それはさておき、
そんな大変な人生を歩みながらも、クライアントは今、ここに生きている。

「そんな大変な状況の中でどうやってそれを頑張ってこれたのですか?」
「いったいどうやって投げ出さずにやってこれたのですか?」
「そんなツライ中でどうやって折り合いをつけてこられたのですか?」

これらの質問は、どうやってコーピング(対処)してきたかを問いながら

■逆境を乗り越えるためにクライアントが用いることができる「回復力」や「持久力」をコンプリメントする

そんな質問です。

自信は外から与えられるものではなく、内側から沸いてくるもの。

クライエントの強さ、力、成功体験など、内側から沸きあがってくるこれらのリソースに気づいて、勇気と希望を見出していくんだと思います。

インスー・キム・バーグのセラピーでは、「他にはどのようにされたのでしょう」と聞き出し、出てきたリソースをコンプリメントすることを、話が尽きるまで何度も何度も繰り返していたのが印象的でした。

「他には」と何度も繰り返す、執拗なまでに。

そこまでクライエントのリソースをひたすら信じ、関心を持ち続けられるところが素晴らしいと思いました。

今から2年前になりますけど、私の日常でも、解決モードになりたいのに、なかなかなれないそんな時期がありました。不本意な状態をただ惰性で続けている自分が嫌でした。

そこから抜け出す足取りを強くしたのは、エニアグラムのワークショップで、本来自分の持つエネルギーに「おかえり」と言えた瞬間からでした。今でも忘れられない瞬間があります。

現状を変えることを相手に委ねず、時間に任せず、自分で善し悪しやタイミングを判断して、自分で行動して、自分で責任を持つ「自分軸」な自分。

そんな、若い頃の自分をワークショップで思い出したのだと思います。

私は、そんなかわい気のない自分が好きだったりします。

自分だけではどうにもならない状況の中で、自分に折り合いをつける為に、いろんなことに関心を持ち、ヘトヘトになりましたが行動しつづけました。結構、消耗しましたが、振り返れば、その時に得たものは、間違いなく今の自分のリソースになっています。

今は、何か問題があるのかどうなのかわからなくなってきました。新しく解決モードになる必要があるのかも微妙です。

しばらくは今のままでいいのかもしれません。

■人が幸せになるための3つのルール
1)もし上手くいっているのなら、それを直そうとするな。
2)もし1度上手くいったなら、またそれをせよ。
3)もし上手くいかないのなら、何でもいいから違ったことをせよ。
(Do more & Do something different)

この3つはSFAの中心哲学です。
こういうシンプルなのが好きです。

何かお役に立てるエッセンスがあればクリックもよろしく。



コーピングクエスチョンは、どうやって生き延びてきたかを問う質問ということでサバイバルクエスチョンとも言われているんですって。
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