『夜顔』を銀座テアトルシネマで見ました。
本作は、大昔の「昼顔」(ルイス・ブニュエル監督、1967年)の続編ということなので、まずDVDでそちらを見ました。
いまや世界的な大スターになったカトリーヌ・ドヌーブの20台前半の素晴らしい容姿を見ることができる(それも、イヴ・サンローランをとっかえひっかえ身にまとうのですから!)作品である上に、ストーリーも非常に奇抜で(大層裕福な医者の妻が、昼は娼館で客をとるという)、さすがフランス映画の本領発揮という感じです。
さて、その40年後に、「昼顔」の中で友人関係にあった二人がパリで再会するというのが「夜顔」です(男優は「昼顔」と同じですが、女優はカトリーヌ・ドヌーブではありません)。すでに未亡人になっている女性を、当時彼女に強い関心を抱いていた男性(亡き夫の友人)が偶々音楽会で見つけ、嫌がる彼女をなんとか食事に誘い出すというきわめて単純で地味なストーリーながら、前作を見た上で今回の作品を見るとひとしお興味深く思われます。
なお、この映画を撮ったのはポルトガル出身のマノエル・ド・オリヴェイラ監督で、現在99歳だそうです。そんな歳まで第一線にいる(ほぼ毎年一つの作品を制作)ということはトテモ考えられないのですが、そういえば、日本でも96歳の新藤兼人監督が現役で活躍しています!
本作は、大昔の「昼顔」(ルイス・ブニュエル監督、1967年)の続編ということなので、まずDVDでそちらを見ました。
いまや世界的な大スターになったカトリーヌ・ドヌーブの20台前半の素晴らしい容姿を見ることができる(それも、イヴ・サンローランをとっかえひっかえ身にまとうのですから!)作品である上に、ストーリーも非常に奇抜で(大層裕福な医者の妻が、昼は娼館で客をとるという)、さすがフランス映画の本領発揮という感じです。
さて、その40年後に、「昼顔」の中で友人関係にあった二人がパリで再会するというのが「夜顔」です(男優は「昼顔」と同じですが、女優はカトリーヌ・ドヌーブではありません)。すでに未亡人になっている女性を、当時彼女に強い関心を抱いていた男性(亡き夫の友人)が偶々音楽会で見つけ、嫌がる彼女をなんとか食事に誘い出すというきわめて単純で地味なストーリーながら、前作を見た上で今回の作品を見るとひとしお興味深く思われます。
なお、この映画を撮ったのはポルトガル出身のマノエル・ド・オリヴェイラ監督で、現在99歳だそうです。そんな歳まで第一線にいる(ほぼ毎年一つの作品を制作)ということはトテモ考えられないのですが、そういえば、日本でも96歳の新藤兼人監督が現役で活躍しています!