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セシル・テイラーの初期のアルバム(JAZZ ADVANCE)

2023-03-05 | JAZZ
セシル・テイラーの誕生日が1929年3月25日、そして亡くなったのが2018年4月5日ということから、これから彼の初期のレコードを順次聞き直していきます。

彼の初期の演奏は、ジャズ・ピアノの伝統的な奏法を踏襲しながらも、革新的なリズム感覚に加え、特異なハーモニーとパーカッシヴなサウンドに特徴があり、今聴いてもユニークですごく新鮮であることから、繰り返し聴いても興味が尽きません。
そこでその1枚目は、最初のリーダー・アルバムです。

「JAZZ ADVANCE」 TRLP 19(GXF-3121)
  
1. BEMSHA SWING
2. CHARGE EM BLUES
3. AZURE
4. SONG
5. YOU´D BE SO NICE TO COME HOME TO
6. RICKICKSAW
CECIL TAYLOR (p) BUELL NEIDLINGER (b) DENNIS CHARLES (ds) STEVE LACY (ss)
録音 1955年12月10日

取り上げている曲の中には、セロニアス・モンクやデューク・エリントンのものが含まれており、モンクの「 BEMSHA SWING」ではテーマ部こそモンク的ですが、アドリブに入ると不協和音を散りばめながら鍵盤を強く叩く奏法へと替わっていきます。
エリントンの「AZURE」では、ビュエル・ナイドレンガーが刻む4ビートの上をピアノが自由気ままに走り回る演奏の対比が刺激的です。
また、スタンダードの「YOU´D BE SO NICE TO COME HOME TO」はゆったりしたテンポによるピアノ・ソロで、最初からテーマのメロディは聞かれず、フリー・インプロヴィゼイションの演奏となっています。
スティーヴ・レイシーが参加した2曲について、「CHARGE ´EM BLUES」では、レイシーのバックで絶妙なバッキングを聞かせるかと思えば、後半ではデニス・チャールズのドラムスとのフォーバースがエキサイティングです。
また「SONG」では、自由なバリエーションの中でテイラーとの対話形式の演奏となっています。
最終曲の「RICKICKSAW」では、鍵盤を打楽器的に叩きつけながらの激しい演奏に終始しており、デニス・チャールスのドラミングもこれに応えるかの如く力強く鳴っています。

なお、この時にレコーディングした「SWEET AND LOVELY」は、オムニバス・レコードからの1枚として、以前このブログで取り挙げています。


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