1939年9月18日、ニューヨーク生まれのスティーヴ・マーカス、
ボストンのバークリー音楽院を卒業後、スタン・ケントンやウディ・ハーマンのオーケストラに参加する一方で、この初リーダー作が録音された当時は、マイク・マントラーを発起人とするJCOA(Jazz Composer′s Orchestra Association)の一員としても活動していました。
そしてバックでサポートする2人、
ラリー・コリエルは、65年に自らのロック・バンド「The Free Spirits」を結成した後に、このアルバムに参加しています。
ニュージーランド出身のマイク・ノックは、リーダーと同じバークリー音楽院を出た後、同地のクラブのハウス・ピアニストとして働いていた時期もあったようですが、彼が注目を集めるようになったのはこの録音以降で、68年に「The Fourth Way」を結成して本格的にジャズ・ロックの世界に入ってからであり、ここではまだ存在感が薄いです。
このアルバムは、ジャズ界にはまだクロスオーバーやフュージョンという造語がなかった時代で、バーズ、ドノヴァン、それにビートルズの作品をロック・リズムに乗せてプレイしたことと、プロデューサーがハービーマンということで、当時話題となった1枚でした。
「STEVE MARCUS TOMORROW NEVER KNOWS」 VORTEX 2001

1. EIGHT MILES HIGH
2. MELLOW YELLOW
3. LISTEN PEOPLE
4. RAIN
5. TOMORROW NEVER KNOWS
6. HALF A HEART
STEAVE MARCUS(ts, ss) LARRY CORYELL(g) MIKE NOCK(p) CHRIS HILLS(b) BOB MOSES(ds)
録音 1967年10月31日
レコードでいうB面1曲目の長尺な表題曲、
ベースとドラムスは最初から最後まで一定のリズムパターンを刻み、その上をリーダーがソプラノサックスで朗々とテーマを吹き、続くコリエルはエレクトリック・ギターで個性あるプレイを披露、
それに比べここでのノックは、アコースティック・ピアノを端正に弾いていて、少し場違いな雰囲気もします。(他の曲ではエレピも弾くのにね)
そして仕上げは、再びリーダーのソプラノに戻ってスムースなアドリブ・ソロを、バックでコリエルがアクセントを付けています。
スティーヴ・マーカスは、ここでは新しい方向を示した1枚でしたが、70年代中盤からはバディ・リッチ楽団等でのサックス・プレイヤーになってしまったようです。
何はともあれ、かのマイルス・デイビスでさえグループにエレクトリックを持ち込んだのは68年1月に録音された「MILES IN THE SKY」からで、こちらはそれに先んじてのものであり、28歳のリーダーが放った話題の1枚でもありました。
ボストンのバークリー音楽院を卒業後、スタン・ケントンやウディ・ハーマンのオーケストラに参加する一方で、この初リーダー作が録音された当時は、マイク・マントラーを発起人とするJCOA(Jazz Composer′s Orchestra Association)の一員としても活動していました。
そしてバックでサポートする2人、
ラリー・コリエルは、65年に自らのロック・バンド「The Free Spirits」を結成した後に、このアルバムに参加しています。
ニュージーランド出身のマイク・ノックは、リーダーと同じバークリー音楽院を出た後、同地のクラブのハウス・ピアニストとして働いていた時期もあったようですが、彼が注目を集めるようになったのはこの録音以降で、68年に「The Fourth Way」を結成して本格的にジャズ・ロックの世界に入ってからであり、ここではまだ存在感が薄いです。
このアルバムは、ジャズ界にはまだクロスオーバーやフュージョンという造語がなかった時代で、バーズ、ドノヴァン、それにビートルズの作品をロック・リズムに乗せてプレイしたことと、プロデューサーがハービーマンということで、当時話題となった1枚でした。
「STEVE MARCUS TOMORROW NEVER KNOWS」 VORTEX 2001



1. EIGHT MILES HIGH
2. MELLOW YELLOW
3. LISTEN PEOPLE
4. RAIN
5. TOMORROW NEVER KNOWS
6. HALF A HEART
STEAVE MARCUS(ts, ss) LARRY CORYELL(g) MIKE NOCK(p) CHRIS HILLS(b) BOB MOSES(ds)
録音 1967年10月31日
レコードでいうB面1曲目の長尺な表題曲、
ベースとドラムスは最初から最後まで一定のリズムパターンを刻み、その上をリーダーがソプラノサックスで朗々とテーマを吹き、続くコリエルはエレクトリック・ギターで個性あるプレイを披露、
それに比べここでのノックは、アコースティック・ピアノを端正に弾いていて、少し場違いな雰囲気もします。(他の曲ではエレピも弾くのにね)
そして仕上げは、再びリーダーのソプラノに戻ってスムースなアドリブ・ソロを、バックでコリエルがアクセントを付けています。
スティーヴ・マーカスは、ここでは新しい方向を示した1枚でしたが、70年代中盤からはバディ・リッチ楽団等でのサックス・プレイヤーになってしまったようです。
何はともあれ、かのマイルス・デイビスでさえグループにエレクトリックを持ち込んだのは68年1月に録音された「MILES IN THE SKY」からで、こちらはそれに先んじてのものであり、28歳のリーダーが放った話題の1枚でもありました。