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私の愛聴盤 (第65回)

2015-06-04 | 私の愛聴盤
第65回はポール・デスモンドの「ピュア・デスモンド」です。

ポール・デスモンド (1924年11月25日 - 1977年5月30日) サンフランシスコ出身

彼の最初の楽器との係りはクラリネットですが、後にサックスに転向し、1946年にデイヴ・ブルーベックのバンドでデビューしてからが本格的な活動期となります。
アルト・サックスのプレイは、他にないクールで繊細なサウンドに特長があり、アメリカのジャズ雑誌「ダウンビート」で首位を獲得した時期もありました。
ブルーベック・カルテットに在籍中に、5/4拍子の「テイク・ファイブ」を提供し、有名なアルバムでもある「タイム・アウト」で発表しています。
 

1963年から65年に掛けてはRCAに所属し、ジェリー・マリガン(bs)との共演盤の他に、リーダー・アルバムとしてジム・ホール(g)を加えたピアノレス・カルテット作品を吹き込んでいます。
ブルーベック・カルテットを脱退した後はA&M に移籍し、よりポップなアルバムを提供するようになりました。
その後、プロデューサーのクリード・テイラーがCTIレコードを立ち上げたため、デスモンドも同社の専属となり、ジム・ホールやチェット・ベイカーのヒット・アルバムにもサイドマンとして参加しています。

という訳で、ポール・デスモンドと言えば、まずはディブ・ブルーベック・カルテット在籍中の名演奏が浮かびますが、自身のリーダー・アルバムにはピアノの参加は無く、大抵はギターをパートナーに選んでいます。

このアルバムはCTIからの1枚で、スタンダードを中心にいつものように小気味良く仕上げているものです。
「Pure Desmond」 CTI 6059 S1
  
1. (Just) Squeeze Me
2. I’m Old Fashioned
3. Nuages
4. Why Shouldn’t I
5. Everything I Love
6. Warm Valley
7. Till The Clouds Roll By
8. Mean To Me
Paul Desmond(as) Ed Bickert(g) Ron Carter(b) Connie Kay(ds)
録音 1974年9月 (Engineer:Rudy Van Gelder) 
いずれの曲もテンポは速くなく、ミデアムかミデアム・スローで演奏されています。


下記は、翌年に録音されたもので、同じギタリストと組んだものです。
「Paul Desmond」 Artist House AH2
  
1. Too Marvelous For Words
2. Audrey
3. Line for Lyones
4. When Sunny Get’s Blue
5. Darn That Dream
Paul Desmond(as) Ed Bickert(g) Don Thompson(b) Jerry Fuller(ds)
録音 1975年10月 (Engineer:Bob Ludwig)
ジェリー・マリガンの作曲による「ライン・フォー・ライオンズ」や、「ホェン・サニー・ゲッツ・ブルー」のように軽快なテンポの曲も含まれていて、充実した内容となっています。

この2枚、下段のアルバムの方が1曲あたりの演奏時間が長くリラックスした演奏となっています。
一方の「音」はというと、録音エンジニアが異なるとこうまで違うかという良い例で、私は上段のレコードの録音を担当しているルディ・ヴァンゲルダーのカチッと締った「ジャズ特有の音」が好みです。

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