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私の愛聴盤(第3回)

2013-02-15 | 私の愛聴盤
第3回はハンク・モブレーの「ソウル・ステーション」です。
HANK MOBLEY(1930年7月7日 ー 1986年5月30日)
ジョージア州イーストマン生まれで、ニュージャージー州で少年時代を過ごし、1950年からプロ活動を開始しています。

1954年にホレス・シルバーのクインテットに加わり、そのままアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ(JM)に吸収され、JMの初代テナーマンとして名をあげました。
プレスティッジ・レーベルにもリーダーアルバムを吹き込んでいますが、ブルー・ノート・レーベルには20枚以上のアルバムを残したハードバップ時代の代表的なサックス奏者です。

そして今回のアルバム 「SOUL STATION」 (Blue Note 4031)
1960年2月7日録音の8枚目のリーダー・アルバムで、12インチLP時代になってからは最初のワンホーン・アルバムです。
   
1. REMEMBER
2. THIS I DIG OF YOU
3. DIG DIS
4. SPLIT FEELIN’S
5. SOUL STATION
6. IF I SHOULD LOSE YOU
HANK MOBLEY(ts) WYNTON KELLY(p) PAUL CHAMBERS(b) ART BLAKEY(ds)

このアルバムの最初の国内発売は、左側のセカンド・ジャケットのリバティ・レーベルのものが、東芝音楽工業から輸入盤扱いとして出されました。
その後国内盤は、同じく東芝からオリジナル・ジャケット・デザインでも発売されましたが、最近では米国のクラシック・レコードからの重量盤や、ミュージック・マスターズからの45回転2枚組、それにディスク・ユニオンからのプレミアム復刻シリーズ等、色々発売されています。

またCDにおいても、RVGによるリマスター盤や24BitのXRCDなどがありますが、このXRCDはとても自然の音がする良いディスクだと思っています。
 

そしてこの内容ですが、スタンダードが2曲(1、6)、残りは全てモブレーのオリジナルで占められており、モブレーを堪能するにはベストなアルバムの内の1枚ではないでしょうか。
またバックはドラムのアート・ブレイキーを初めとして、一流ミュージシャン達ばかりであり、アービング・バーリン作曲の1曲目から全開です。
モブレーはコルトレーンともロリンズとも違う「なごみ」の音が聴けるサックス・プレイヤーの内の一人です。

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