という本を、母親に。
これ、どう?って感じで渡したのは、何日か前なんだけどね。
文庫本で、ハードオフで買ってきた。
軽井沢の「アリスの丘」でもそうだったけど、美智子皇后が、好きなんだね。
字が小さいね、と言っていたから、果たして、読むのかどうなのか。
にしても、日常の中に、いつもとちがったものが、入り込むのは、いいことだな、と息子的には。
考えてもいてね。
なんというのか、生命力、というのか、魂の力みなぎる、というのか、そういうものが。
たぶん、生きている根っこにあるんだろう、とね。
この間、歯医者さんの、受付のお姉さんにいただいた、鹿児島の焼酎を。
小さな瓶なんだけど、かくかくしかじか、でと説明を耳元でして、渡した。
それだけで、母親と彼女の親友とが結びつき、さまざまな場面に、意識は飛んで行くのだろう、というわけで。
なにをした、なにを言った、なんてことでなく、心の奥の方への刺激ですね。
それが、こちらも楽しくてね。
ないものねだり、から、あるものさがし、というフレーズがあったけど、そこです。
そういえば、日曜日の囲炉裏パーティーでね、あるご婦人が。
うちのお父さんに言うんだけど、という前置きのあと、浮かれ街で、もててるもててる、というけれど。
財布の中身は増えているの?と。
お金を使ってもてている、と言っても、そりゃ、あなたがもててるんじゃなく、お金がもててるんでしょ、ってなもんで。
ま、単純明快で、そのフレーズ、これから、使わせていただきます、と。
ま、実際は、その言葉に辿り着くまでには、さまざまな修羅場もあったんだろうけどね。
修羅場から連想して、実は、わが妻が、と始めると、なんともですが。
安全地帯の歌に、どうやら、ハマっているようで。
僕のアマゾンアカウントから、一昨日の夜、オーダーを入れて、昨日、多分、午前中くらいだろうけど、届いてね。
30周年の記念アルバムで。
人それぞれ、関心の向きってのは、あって。
趣味なんて言葉にすれば、いかにもスマートにみえるけど、ものの見方から始まって、言葉使い、気遣い、などなど。
それこそ、金子みすずさんじゃないけれど、みんなちがってみんないい、の世界でね。
それを、グローバル化ってのは、みんな、一緒、民主主義のもとに、みたいなキャッチフレーズなんで。
そりゃ、精神的にまいっちゃうひとが、蔓延するのも、わかるよね。
その昔、春野町では、って、天竜の秋葉神社の近く、なんですが。
お犬信仰がさかんだったそうで、いつだか、オフロードを登っていった、大光寺というお寺さんの狛犬は、狼で。
そこの御札を、麓の人々は、もらってくるんだね。
そう、嫁に来て、狐憑きというか、今で言えば、うつというのか、そんなふうになっちゃうとね。
その御札を、壁に貼って、すると、しばらくすると、なおっちゃう、というわけです。
一山越えて、嫁さんにやってくると、そりゃ、異国だから。
仕草からふるまい、考え方、なにもかにも、違っていたんだろうからね。
そこで、せいぜい、20歳前後の娘さんが、友達ともメールなんてできないし、もちろん、電話もないし。
なんだからね。
今朝は、母親への文庫本の贈呈、の話だったか。
そんなわけで、本日も佳き一日でありますように。