まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

やるせんない、は忙しいという意味?

2013年01月24日 | Weblog
今日は、朝から忙しく。

ブログのアップがこの時間になってしまった。

のだけれど。

忙しい、というのは、慣用句で、実際に忙しかったわけではない。

とはいえ、今朝の起床時間は、4時半で。

枕元で、iPhoneが振動す音で目が覚め。

この時間に間違い電話か、と思いつつ、目を凝らすと。

静岡の薬屋さんのお嬢さんから。

母が夜中になくなりました、というもので。

昨年末から入院中だったので、予期はしていた。

94歳。

で、朝、母親やとなりのおじに、かくかくしかじか、と伝え。

もちろん、おばたちにも。

母親の母親、その兄の娘さんが、逝去された方で。

つまり、母親たちのいとこになるんだね。

だいたい、父方の親戚より、母方のほうが、なにかとつきあいが濃いものだからね。

一方、わが母親は、今日が、かかりつけのお医者さんへの通院日で。

朝から、やるせんない、やるせんない、と繰り返し。

僕は、病院まで送っていったわけだ。

人が亡くなっていくのは、かなしいことでもあるけれど。

なくなってしまった後は、さあ、忙しい、と言う言葉はつかわないけれど。

妙に、浮き立つような風情が漂い。

葬儀場が、葬祭センターとかと名付けられるのも、わからなくはないね。

ある種のお祭とでも呼べるか。

日頃、ご無沙汰している方々の顔が浮かび。

今まで経験してきた葬儀のことごとが一挙に、わが母親のもとにもおとずれ。

一気に、やるせんない状態に早変わり。

病院へいっている場合じゃない、わたしはどうしたらいいんでしょう?

という風情で、車中。

のどがいがらっぽいので、あめ玉をもったつもりが、ない。

わたしもこんなに、意気地がなくなって。

からだも、なんだか、自分のものじゃないようだし。

こうして、だんだん、あちらにむかっていくのかね。

というような会話を交わしながら、かかりつけ医に到着、とあいなった。

まわりで起こっていることは、まちがいなく、商の湯王じゃないけれど。

日にあらたに、日々にあらたに、また日にあらたなり、と言う具合で。

あたらしいことごとが、巻き起こっているのだけれど。

それの解釈の仕方が、定型化していく。

のが、わが母親の日々でもあるようで。

どうやら、今週末のおじおば会も、葬儀にかさなりそうで。

ぼくはぼくで、おばたちに、そういうわけだから。

仮に、日曜日でもあいてるかな、と確認の電話をし。

さてさて、おじおば達の楽しみにしている伊豆行は。

はたして、どうなりますやら。



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