まわりで起こっていること

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カラマーゾフの兄弟は4人じゃなくちゃ

2013年01月14日 | Weblog
ドラマ見てないのに言うのもなんだけどね。

「カラマーゾフの兄弟」がドラマ化されて。

そのCMを見たんだけど。

三人兄弟が、父親殺しの嫌疑を受けて、みたいな。

そんな番宣のつくりだったけどね。

実際は、4人兄弟にしないと、父親殺しのテーマへたどりつかないはずで。

というのは、正妻さんから生まれた三人兄弟と。

あと、下女というのかお手伝いさんだったか、その女性に生ませた。

と言われている、スメルジャコフという四男坊がね。

結構、おもしろポジションでもあるんで。

原作だと。

なんて書いても、限られた時間内に、ぐーっとテーマを絞り込んで表現するには。

時間ないから。

仕方ないのかも、って、まだ、ドラマ見てないし。

この「カラマーゾフの兄弟」の話を妻としていて。

あれ、って、ものすごく長いんでしょ。

というんだね。

あれ、そんなこと、なんで知ってるの?

と思ったけど、最近やった、「最後の離婚」だったっけ。

そこで、出てきたらしいんだね。

過剰なくらいの潔癖性の夫とおおざっぱな妻、という夫婦のドラマだったらしいけど。

その妻が、「カラマーゾフの兄弟」を読んで、感激する。

上、中、下とある本の、上と下を読んで、熱く、その感動を、夫に語る。

すると、潔癖性の夫は、冷静に。

あれ、中もあるんだけど、読まなかったの?

くらいの台詞かな。

で、妻が、そこでも、一気に腹を立て、ありえないでしょ。

ポイントはそこじゃなくて、この感動が、みたいなノリなんだろうね。

ま、そんな具合に、使われたドストエフスキーの名作が。

ドラマ化されたということだ。

コメント
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