私は教育制度における差別という、硬い話題を、引き続いて書いていくつもりでしたが、世間が平和なので、ちょっと、やわらかい話題へと入っていきましょう。
ヘアスタイルが問題なのですが、初出のオリジナルは、加藤佑子さんの『暇ダネ英語』から取っています。その加藤佑子さんのさらに、もとダネは、アメリカで読める各国の新聞が元になっています。彼女がそれをまとめるわけです。
加藤佑子さんは、オバマ大統領の選挙中に書いた文章で、認められた人材のようですが、アメリカにいる日本人の典型で、はっきりとものをいえる人間です。それは、堤みかさんなども同じですが、日本にいる日本人とはまるで、異なってきます。
アメリカがどこの国の属国でもないので、発言が日本でより、ずっと自由なので、そこに住んでいると、生まれたのが、日本でも、ずっと、根本に近いことをいえるのです。
ただし、お金を稼いでいる人ですから、私ほどの、ことはおっしゃいません。原発に反対だとか、その様なことはおっしゃいません。
でね、今週は盛り髪についてです。ご本人も「小さいことですが}とおっしゃっているが、大きなニュースがないので、新聞がクリントン国務長官(ミセスのこと)のヘアスタイルについて述べているそうです。
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この「大きなニュースがない日」のありがたさは私も感じていて、メモには残しておいたことがあります。各、インターネットプロヴァイダーのトップ頁は思わせぶりなタイトルで、気を引きますが、あけてみると、タレントがどうしたこうしたと、言う話だったりします。
そういう日は、私も本当にほっといたします。よかった。『本日は平和で』と思って。
新聞にクリントン夫人の髪型が、話題になっている日は、どんなに、平和なことでしょう。
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ところが、ここで、私固有の、チャネリングをお話をさせてくださいませ。この盛り髪というヘアスタイル名ですが、私はまったく知らず、この加藤佑子さんの記事を読む、たった一日前の5月2日===マイケル・ムーア監督のレンタルDVDを見ているとき===に、初めて知った言葉なのです。
しかもクリントン元大統領の、三人の愛人が、すべて、髪の毛が豊富で、クリントン大統領の愛人選びでは「盛り髪が、共通している」・・・・・という笑いの場面で使われているのでした。パンチが効いている、言葉として、「盛り髪」が使われていたのです。それを知った直後に、加藤佑子さんの記事を読んだのでそのタイミングの符丁に驚き入った次第です。
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さて、ここで、誤解がないように、きちんと、かつ丁寧に、そのDVDやら、マイケル・ムーア監督の真意について、お話をしなければなりません。
マイケル・ムーア監督が真に言いたかったことは、集団ヒステリーの恐ろしさなのです。クリントン(元)大統領に愛人がいたかどうかを、調査するために、5000万ドルが使われた(?)という件のばかばかしさを、取り上げて、アメリカ国民に対して『本当に大切なことは何なのか?』ということを訴えているのです。
これは、アメリカのテレビ番組、the AWFUL TRUTH(直訳は、恐るべき真実) というものを、4つでひとつのDVDにまとめたものらしいのです。が、邦題はそれこそ、恐るべきもので、『アホでマヌケなアメリカ白人』というものです。
「これって、どこの誰がつけた題なの?」 と両国の国民の親善のために心配してしまいますが、真実は、笑いというオブラートに包まないと、話せないことになっているのか、それほど語るのが、恐ろしいことなのか、こういうタイトルになっています。
でね、あまりにタイトルが悪いので、もちろんのこと、ずっと、借りたこともなかったものです。が、ムーア監督の、シリアスな映画、を数本続けてみて、彼の力量やら、性格にすっかり感動してしまったので、こんなばかげたタイトルでも、『中身はまじめなものでしょう』と推量して借りたのですが、まさにそれはあたりでした。1999年製作とあるので、まだ、マイケル・ムーア監督が大物として、認められていない時で、彼の突撃取材が、大いに、利いている時期であって、面白いです。
番組は、アメリカで、昔、大当たりしたルーシー・ショーなどの形式を踏襲していて、スタジオに観客を入れて、その反応(笑い転げる)もうつすのですが、司会はムーア監督自身であり、再現ドラマは、舞台上のスクリーンに映されるというかたちです。
再現ドラマとドキュメンタリーの両方を、ここでは、併合しているのですが、やがて、ドキュメンタリーの比率が高くなっていき、映画には再現ドラマはほとんどありません。
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彼の、常識は、一般的な多数派とは合致しないところにあります。だけど、私が見るに、ムーア監督の方に先見性があるでしょう。
彼は特にこの the Awful Truth 内では、少数派の意見を述べているわけですが、100年後には、すべて、それが、常識になっていて、すべてはムーア監督のほうが正しかったと、なっていると思います。
平和な一日にも、水面下では、恐ろしいこと(AWFULな現象)が、進行しているのかもしれませんが、今日、世界のどこにも戦争がない・・・・・アフガンや、イラクは実質的にまだ、戦闘状態なのだろうか?・・・・・というのはありがたいことですね。
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最後になりました。クリントン夫人(現・国務長官)は、本当のことを言って、三人の愛人とのご主人の不倫を、問題にしていないと、私は推察しています。
自分の目的と任務があるから、ご主人の面倒を、100%見ることはできないと、お考えでしょうから、それはそれ、これはこれ・・・・・でしょう。
それに、東洋には『英雄色を好む』ということわざがありますが、トップレベルの政治家とは、多かれ少なかれ、そういう傾向を持っているのではないかなあ?
それを、大騒ぎする傾向をマイケル・ムーア監督は戒めていたのです。
では、今日は、ここで。2010年5月4日 雨宮 舜
ヘアスタイルが問題なのですが、初出のオリジナルは、加藤佑子さんの『暇ダネ英語』から取っています。その加藤佑子さんのさらに、もとダネは、アメリカで読める各国の新聞が元になっています。彼女がそれをまとめるわけです。
加藤佑子さんは、オバマ大統領の選挙中に書いた文章で、認められた人材のようですが、アメリカにいる日本人の典型で、はっきりとものをいえる人間です。それは、堤みかさんなども同じですが、日本にいる日本人とはまるで、異なってきます。
アメリカがどこの国の属国でもないので、発言が日本でより、ずっと自由なので、そこに住んでいると、生まれたのが、日本でも、ずっと、根本に近いことをいえるのです。
ただし、お金を稼いでいる人ですから、私ほどの、ことはおっしゃいません。原発に反対だとか、その様なことはおっしゃいません。
でね、今週は盛り髪についてです。ご本人も「小さいことですが}とおっしゃっているが、大きなニュースがないので、新聞がクリントン国務長官(ミセスのこと)のヘアスタイルについて述べているそうです。
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この「大きなニュースがない日」のありがたさは私も感じていて、メモには残しておいたことがあります。各、インターネットプロヴァイダーのトップ頁は思わせぶりなタイトルで、気を引きますが、あけてみると、タレントがどうしたこうしたと、言う話だったりします。
そういう日は、私も本当にほっといたします。よかった。『本日は平和で』と思って。
新聞にクリントン夫人の髪型が、話題になっている日は、どんなに、平和なことでしょう。
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ところが、ここで、私固有の、チャネリングをお話をさせてくださいませ。この盛り髪というヘアスタイル名ですが、私はまったく知らず、この加藤佑子さんの記事を読む、たった一日前の5月2日===マイケル・ムーア監督のレンタルDVDを見ているとき===に、初めて知った言葉なのです。
しかもクリントン元大統領の、三人の愛人が、すべて、髪の毛が豊富で、クリントン大統領の愛人選びでは「盛り髪が、共通している」・・・・・という笑いの場面で使われているのでした。パンチが効いている、言葉として、「盛り髪」が使われていたのです。それを知った直後に、加藤佑子さんの記事を読んだのでそのタイミングの符丁に驚き入った次第です。
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さて、ここで、誤解がないように、きちんと、かつ丁寧に、そのDVDやら、マイケル・ムーア監督の真意について、お話をしなければなりません。
マイケル・ムーア監督が真に言いたかったことは、集団ヒステリーの恐ろしさなのです。クリントン(元)大統領に愛人がいたかどうかを、調査するために、5000万ドルが使われた(?)という件のばかばかしさを、取り上げて、アメリカ国民に対して『本当に大切なことは何なのか?』ということを訴えているのです。
これは、アメリカのテレビ番組、the AWFUL TRUTH(直訳は、恐るべき真実) というものを、4つでひとつのDVDにまとめたものらしいのです。が、邦題はそれこそ、恐るべきもので、『アホでマヌケなアメリカ白人』というものです。
「これって、どこの誰がつけた題なの?」 と両国の国民の親善のために心配してしまいますが、真実は、笑いというオブラートに包まないと、話せないことになっているのか、それほど語るのが、恐ろしいことなのか、こういうタイトルになっています。
でね、あまりにタイトルが悪いので、もちろんのこと、ずっと、借りたこともなかったものです。が、ムーア監督の、シリアスな映画、を数本続けてみて、彼の力量やら、性格にすっかり感動してしまったので、こんなばかげたタイトルでも、『中身はまじめなものでしょう』と推量して借りたのですが、まさにそれはあたりでした。1999年製作とあるので、まだ、マイケル・ムーア監督が大物として、認められていない時で、彼の突撃取材が、大いに、利いている時期であって、面白いです。
番組は、アメリカで、昔、大当たりしたルーシー・ショーなどの形式を踏襲していて、スタジオに観客を入れて、その反応(笑い転げる)もうつすのですが、司会はムーア監督自身であり、再現ドラマは、舞台上のスクリーンに映されるというかたちです。
再現ドラマとドキュメンタリーの両方を、ここでは、併合しているのですが、やがて、ドキュメンタリーの比率が高くなっていき、映画には再現ドラマはほとんどありません。
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彼の、常識は、一般的な多数派とは合致しないところにあります。だけど、私が見るに、ムーア監督の方に先見性があるでしょう。
彼は特にこの the Awful Truth 内では、少数派の意見を述べているわけですが、100年後には、すべて、それが、常識になっていて、すべてはムーア監督のほうが正しかったと、なっていると思います。
平和な一日にも、水面下では、恐ろしいこと(AWFULな現象)が、進行しているのかもしれませんが、今日、世界のどこにも戦争がない・・・・・アフガンや、イラクは実質的にまだ、戦闘状態なのだろうか?・・・・・というのはありがたいことですね。
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最後になりました。クリントン夫人(現・国務長官)は、本当のことを言って、三人の愛人とのご主人の不倫を、問題にしていないと、私は推察しています。
自分の目的と任務があるから、ご主人の面倒を、100%見ることはできないと、お考えでしょうから、それはそれ、これはこれ・・・・・でしょう。
それに、東洋には『英雄色を好む』ということわざがありますが、トップレベルの政治家とは、多かれ少なかれ、そういう傾向を持っているのではないかなあ?
それを、大騒ぎする傾向をマイケル・ムーア監督は戒めていたのです。
では、今日は、ここで。2010年5月4日 雨宮 舜