銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

遅れて届いたクリスマス・ケーキ

2008-12-31 23:58:46 | Weblog
不況を乗り越えるのは、やはり、結婚と言う安全弁かもしれない。

 このグーブログと言うのは、大昔はホーム頁と言っていたものを改良した方式だと私は想像するのです。それで、昔は、地色やボタンを自分で選んだり作ったりしたものですが、今は、goo側が、用意してくださったものを使います。先日までクリスマスのよいものがあって、ずっと使いたいぐらいでした。でも、お正月を迎えますので、昨日まで使っていたもみの木の上に、星が光っているのを、変えようと今日、いろいろ、トライをしたところです。

 このクリスマスとか、お正月と言うのは、よい習慣なのでしょう。私はお手紙大好き、年賀状大好き人間でしたが、今は、本を作り、それを、人様に届ける、手仕事に負われていて、年賀状をすっかり、ご無沙汰しております。

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 でも、こんな甘い前書きを、添えて、語りたいことは、女性が結婚をすべきか、そうではないかと言う問題なのです。シゴトが一生続けられるのなら、恋愛だけで過してもよい。だけど、女性の仕事が一生続けられない、タイプのシゴト、誰か、ほかの人に代わっても大丈夫な仕事だった場合、結婚はやはり、安全弁です。

 どんなに、古いといわれようとそうなのです。私は、今度、書いた『黄色いさくらんぼ』(ただし、本屋では売っておりません)の中で、ニューヨークでひたすらアーチストとしてがんばっているサユリさん(仮名)を最も美しい心根を持つ、主人公の独りとして書きました。

 よい人なのです。だから、まだ、結婚をしておられません。だから、やや、生活が危うい。アーチストの生活なんて、全世界的に危ういものです。親掛かりだった時代もあった日本ですが、急に不況になると、どうでしょうか?

 それがアメリカで、独りで住む。彼女にとって、すでに、日本で言う健康保険を獲得しているかどうかも、私は知りません。アメリカ人と結婚している人に比べて、独り暮らしでは、どういう制度の中に組み込まれるのだろうか? それを、考えると、誠に出すぎたことなのですが、『ああ、あなたはもう、アメリカ、特にニューヨークでがんばらないでもいいのに、早く、日本に帰っていらっしゃい。日本では、結婚適齢期と言うのが、なくなりました。

 もちろん、結婚は難しいことで、結婚活動というのが、あって、婚活と省略をされて呼ばれております。でも、本当にするつもりだったら、誰かと出会うことはあります』といいたくなってしまうのです。

 女性にとっても、世界史、と、日本史は関係があります。抑圧を、解放する手段としてアメリカにわたって、新しい夢のある生活を目指す時期もあったと思います。それを、長続きさせるコツはやはり、外国人と、アメリカで、結婚することだと思います。

 もちろん、しっかりした、技術力のある仕事を持っている人にとっては、女性でも、ニューヨークでの独り暮らしはとても似合います。女性が年をとったことを、問題にしない風土があるからです。しかし、日本も随分変りました。この不況です。ふにゃっとしていた男性がしっかりし始める好機かもしれない。

 貧しいとか、お金が充分にないということは人間を非常にしっかりさせます。そして、わがままも少し抑えさせます。結婚とは簡単に言うと自分を、ひざづかせることです。そして、その結果、経済的な安定を得ることです。『よく、独りぶちは食えないが、二人扶持は食える』と、言います。日本も日本人の考え方もだいぶ変ってくるのではないでしょうか? そして、貧しくなるかもしれないという予想は、人々の安全策としての結婚への思考を高めるでしょう。

 今日のタイトルは、私と同世代の優秀な女性が、アメリカで大学院等の勉学をしているうちに、お見合いに向かなくなったという昔話を語るときに、年上の、おば様がたとえた話として語られているものです。本のタイトルも知っているのですが、著者が知っている人なので、敢えて、そのエピソードだけを抜き出してお話をしました。

 男性は特に、蓄財を、結婚をしないとしないそうです。女性も将来のために、蓄財をしなければならないのですが、結婚なしの生活設計だけを考えていると、世の中の急変に立った一人で対応しなければならなくなります。変な話ですが、gooブログの台紙、テンプレートの選択の問題から、女性にとって大切なことをお話しました。

 私は一回しか結婚をした事が無いけれど、決して、大満足と言うわけでもない。だけど、結婚をしていた事が、自分が生きていくうえで、重要だったと考えている人間で、そして、それも、今度の本を、まとめる機縁になりました。

 このグーブログの『読者の中には結婚をしておられない方もおられるでしょう。どうか、おせっかいをしているとはお考えにならないでください。でしゃばっているともお考えにならないでください。

 人はすべて、個性的です。何かしっかりした収入とシゴトがあればよいのです。特にアーチストは特別です。アート関係者は、自分のしていることが二十四時間頭から離れない特別な仕事で、普通でないほうが、普通です。でも、ニューヨークでアーチストとして生きていくことは厳しいのです。日本でも厳しいですけれど、・・・・・

 でもね。本当にひょいとですが、テンプレートと言う台紙、一つ、選択することから、こんなことまで考えてしまいました。

                     川崎 千恵子(筆名 雨宮 舜)
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