AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ぎ・ジャケ買い

2009年04月29日 | やっぱりメタル!!
ぎーぎぎーぎぎー ぎーぎぎーぎぎー
失礼。

私が何をそんなに喜んでいるのかというと・・・
ガーゴイルのインディーズ時代の1stアルバム「禊(みそぎ)」の特殊デジパック仕様の初回限定盤(美品)をヤフオクで競り合った末、とうとう手に入れたのだ!!
まぁ少々割高になったけど、ずっとずっと欲しかったんやもーん。

ガーゴイルは見た目からすると、一応ヴィジュアル系に入るんかな?
私自身ヴィジュアル系はなんかヴィジュアル的に抵抗を感じるので全然聴かないっつーか専門外です。
浪人生の時、中学時代のスラッシュ仲間の1人、ハルに乗り継ぎ駅でバッタリ遭遇して、「最近エックス大ブレークしとんな」と話しかけると(ハルは昔エックスのデビュー前のライヴビデオを所持していたので)、彼は「今はエックスなんかよりガーゴイルの方が凄いで!」と返してきたのだ。
常に時代を先取りしてる彼がこれ程までにプッシュするとはいかほどのバンドかと、とても気がかりになり、私はその日即刻ツタヤに赴いてレンタルしたのが1st『禊』であった。

音楽性はスラッシュよりのジャーマンメタル系だが、そこいらのネオクラオタクのドイツ人ミュージシャンよりクラシック要素をメタルというジャンルに溶け込ますことに長けている感じ。
そこに和の要素をフンダンに織り交ぜることにより、絢爛華麗な独特の美世界を形成している。
ヴァイオリンだとか、和太鼓だとか、サクスフォンなど、様々な楽器が絡んでくるところなんかもやっぱどこか不可思議な音楽であるっ、てゆーか変。
演奏力は申し分なく実力があり、もう1曲目“DESTROY”でのスネアドラムの“タン!”という一発目の音を聴いただけで、タダモノではない雰囲気が出てる。
特に屍忌蛇のギターテクニックは特筆すべきものがあり、メロディックで流麗さにあふれたギターソロはまさに絶品である。
ちょっときてるのが、バンドの司令塔であるKIBA氏が創り出す独特の詩世界とうがいのようなヴォーカリゼーション。
最初はかなり抵抗を禁じ得なくて、慣れたものの今でもちょっとしんどい。
詩は全部日本語で、とてつもなく哲学的で呪詛めいた感じなのだが、これはジョークなのかいたって真面目なのかちょっと判断しかねます。
ブックレット中のKIBA氏のお言葉に「肉体なんかよりもっと深い所に有る自分を表現し感じたものがこの詩篇となりこのCDとなった」と述べていらっしゃいます。
う~ん、深いなぁ・・・・・でもやっぱ変。

このアルバムの中で特に好きな曲は“DESTROY”、“BALA 薔薇 VARA ”、“虫螻”。

ドスのきいた悪魔的な日本語ヴォーカルに抵抗を感じない、メロディアスなスラッシュメタルがいけるちょっと変な世界が好きな人、是非お試しあれ。


私のガーゴイル特殊ジャケットコレクション。左から「璞(あらたま)」「禊(みそぎ)」「檄(ふれぶみ)」
「檄」銀盤は中古屋で“初回盤”と書いてあったので3000円で購入したら、
本当は金盤が初回盤であることが後に判明し激怒(しかもかなりのイタミ盤)。
一方、「璞」はブック仕様だけにブックオフにて250円という激安プライスでゲット。




今日の1曲:『DESTROY』/ ガーゴイル

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 開けたらまた部屋! | トップ | ボジオさんがやってくる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

やっぱりメタル!!」カテゴリの最新記事