AMASHINと戦慄

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ヌーノ写真

2011年05月12日 | やっぱりメタル!!
DREAM THEATERのポートノイの後任ドラマーは、マイク・マンジーニに決定したそうですね。
てっきりマルコ・ミネマンが内定していたものとばかり思ってましたが。
先週の午後の旧練GW会合の場でも、そのことについて熱い議論がかわされていたが、正直私的には誰でもよかった。
つーかドリムシ自体に最近興味がない。

ただ、マイク・マンジーニに関しては、実は過去に1度彼の生プレイを目撃していたりする。
それは、EXTREMEファンの間で最も不評だった4thアルバム「Waiting For The Punchline」ツアーの大阪追加公演でである。
この公演、追加してみたもののやはり売れ行きが芳しくなかったようで、無料ペア招待券が大量に出回ってたのをヌーノフリークのツレがゲットして一緒に観に行くことになったやつだ。
まぁライブ自体ほとんど記憶に残ってないんだが、ゲイリー・シェロンのやけにはりきったパフォーマンス以外は、マンジーニのツーバスを駆使した的確でエクストリームに不必要なほどテクニカルなドラムプレイだけは印象に残っている。

Extreme - live - 1995 - Mangini Solo


「Waiting For The Punchline」はEXTREME作品の中で、私が今後も聴き続けるであろうフェイバリット作品の1つである。
LAメタルくささ、キャッチーさは徹底排除され、これまでのメタルキッズあるいは、ギター少年を軽く突き放す地味~でドライな内容だが、実はヌーノ従来のファンキーさやグルーヴ感は今まで以上の切れ味で、ギター的にはかなり聴き所満載の作品である。
とにかくヌーノのギターサウンドがより生音に近くなったことにより、その卓越したギターセンスがいよいよ際立っている(特にバッキングセンスが最高!)。
ヌーノ主導のジャムセッション然とした楽曲志向に対して、マンジーニの適応力に富んだパワフルでテクニカルなドラミングが見事に存在感を見せつけている。
そして、後半のレッド・ツェッペリンの影響大な展開。特に#10“Shadow Boxing”などは“For Your Life”をモロ意識していると思わざるを得ない。
思うにヌーノはツェッペリンの中じゃ、『プレゼンス』が一番好きなんじゃないかなぁ~

ってな感じなので、やっぱ正統派ヘヴィメタルがどうのとか、メロディアスギターがうんぬんかんぬんゆーてる人にとっては理解し難い作品なのかもしれません。

いやでも、この度マイク・マンジーニがドリムシに加入したことを機会に、押入れの奥から、あるいはブックオフの250円コーナーから引っぱり出してきて、この作品に今一度じっくりと耳を傾けてみてはいかがだろうか?



指が詰ま~る?


今日の1曲:『HIP TODAY』/ EXTREME

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