AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

特集 私をラウパーに連れてって その3~MOTLEY CRUE~

2008年10月11日 | やっぱりメタル!!
エントリがSlipknoT、CARCASSと続いて、結局映画『デトロイト・メタル・シティ』に便乗する様相を呈してしまいましたが、LOUD PARK特集の最後はMOTLEY CRUEで締めたいと思います。

ところで新作どころか『Girls、Girls、Girls』以降のアルバムを持っていない私がモトリーを語ることなど許されるのか?と言われますと、はい、許されるのです。
というのは、もし、LOVERBOYの『LOVIN' EVERY MINUTE OF IT』をポップスの枠に分類するとするなら、私が人生において初めて買ったヘヴィ・メタル作品こそ、モトリーの3rd『THEATRE OF PAIN』だったからである。
モトリー初期作品の中で最も完成度の低いアルバムとされ、メンバー側も一番好きじゃない作品なんて言われてるんですが、いやいやどうして、こんなクールなアルバムはモトリーん中じゃ他にないかと。
「“Smokin' In The Boys Room”と“Home Sweet Home”だけじゃん」なんて意見は笑止千万!!
この作品はその2曲以外の楽曲にこそ魅力があるのだと言っても過言ではありません。
てゆーか最近、このアルバムの紙ジャケリマスター盤を中古で安くで発見して思わず購入してしまったんですが、改めて聴いてみるとやはりカッコええんですわ!!(ボートラのデモ音源はかなりいらん)

まず1曲目“City Boys Blues”のバッドボーイ然とした、80年代ドラッグ文化に毒されたような退廃的なダーティー感がたまらなくカッコいい!!トミー・リーのパワフルなドラミングにヴィンスのギリギリの限界ハイトーンがシャウトする#3“Louder Than Hell”も80年代モトリーならではのカッコよさ。
シリアスな曲調の#6“Tonight(We Need A Lover)”なんてライヴでやられた日にゃあ、中間の「トゥ~ナ~イ♪」をみんなで肩組んで合唱したくなりますよ。
ファストに疾走する#7“Use It Or Lose It”ではトミー・リーの疾走感溢れるドラムがシビれるくらいカッコいいのです!ミック・マーズもけっこう速弾き頑張ってるよ。
そしてとどめは、私がモトリーの中で最も好きなナンバー#10“Fight For Your Rights”!!印象深いギターフレーズに中盤のムーディーな曲展開(ここがたまらん!)。ライヴで演ったら「ファイ!(ファイ!!)」ってコール&レスポンスで絶対盛り上がること間違いありませんて。

S.O.D.の名曲“Fist Banging Mania”の歌詞の中でも、「そういう拳を振るようなくだらないことはモトリー・クルーみたいなバンドにとっておきなよ」と歌っているように、この作品はフィストバンギングするにうってつけの楽曲がいっぱい詰まっている超クールな作品だと思うのです。

あと、80年代LAメタルファッションってアホみたいにケバケバしくてセンスを疑うものが多かったけど、この頃のモトリーのファッションは一歩飛びぬけたクールさとインパクトを放っていたと思うのは私だけでしょうか?
裏ジャケのメンバーの見ざる聞かざる言わざるショットなんて超クールだし。



今日の1曲:『Use It Or Lose It』/ MOTLEY CRUE
コメント
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