AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

終わらない演奏会

2008年03月10日 | コンサート
 

わ、結局人間椅子が一番好きなんかも!!

今回も気まぐれで、人間椅子ワンマンツアー『春と修羅』@大阪MUSE、見に行って参りました。
いや~予想外にフィストバンギングで盛り上がってしまった。鳥肌5回くらい覚えたもんな~、最近ライヴ不感症ぎみの私が、照明消えた瞬間戦慄が走るなんて久方振りの感触ですわ。

入場テーマは、IRON BUTTERFLYの“In A Gadda Da Vida”!!
今回はレコ発ツアーでもなんでもないライヴだったので、予想外の曲やレア曲が聴けるんちゃうか~という軽いノリで参戦してみたのだが、その予想は見事に的中したといっていい。
“暁の断頭台”、“幽霊列車”と飛び出し、なんと“蛮カラ一代記”とか!!ありえへんわ・・・でも、ありえるのがこれ人間椅子!予測不可能!“蛮カラ”での和嶋氏のダブルハーモニカプレイは超レアだった。
昨年のレコ発ツアーライヴを見逃していたので、新作から“牡丹燈籠”聴けたのは超ラッキーだった。“世界に花束を”なんかもかなりヤバかった!初期ナンバーからは“賽の河原”や“人面瘡”とか、イントロ聴いただけで鳥肌モノの瞬間が幾度もあった。
しかし、何より嬉しかったのは、和嶋氏がダブルネックを駆使してのあの幻の名曲“夜叉ヶ池”が初に聴けたこと!ま、デキはそれほど良くはなかったが、和嶋氏の12弦を掻き鳴らす姿は、それはそれはもう涙モノでござった。こういうところに、彼のハードロック魂を感じるのでございます。
しかし、和嶋氏がいつになくノリノリで楽しそうだったと感じたのは、あちきの気のせいか?“ロックンロール特急”で、鈴木氏と並んでチャック・ベリーケンケンしとったし。やっぱこの日のライヴは、普段よりそうとう全体のノリがよかったんではないかと。
このライヴで改めて思ったのは、自分はやっぱピロピロした早弾きとかよりも、ギュワイィィィンとSGを掻き鳴らすギタリストが好きなんだと。なんか魂の叫びを搾り出す感じというか、演奏者の感情を直に表現しているというか。
“夜間飛行”での和嶋氏のテルミン奏法には思わず見とれてしまった。やっぱこの人、ジミーが好きなんだな。
“サバス・スラッシュ・サバス”に続く、恒例演目となってるらしいブラック・サバス・カヴァーは何の曲か知らなかった。うーむ、実はそれほどサバス好きじゃないことがバレてしまうな(って、いつ私がサバス好きだと公言した?)。

しかし、今年のCoccoファンのノリの悪さ、メイデンの無秩序スタンディングの大混乱に比べ、適度に間隔があって、貞節をわきまえながらもクレイジーな盛り上がりを見せる人間椅子のライヴって、やっぱいいな。

売れてないバンドのライヴ最高!!



追伸
名古屋ではなんと“狂気山脈”を演ったらしい・・・・羨ましすぎるではないか!
ウフフ・・・さては前のブログ記事読んだなぁ・・・・(読むか!)

このPVがまたヤバい!


今日の1曲:『夜叉ヶ池』 / 人間椅子
コメント (4)
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