AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

旅メタル

2006年07月17日 | やっぱりメタル!!
最近メタルに目覚めたばかりだという姉の元会社の後輩から、前代未踏の滑稽なメタルバンドを紹介してもらった。

そのバンドとは、フィンランドが誇る森の妖精軍団、その名もコルピクラーニ!!だ。

最近のメタル界ではもう既に話題沸騰していたらしく、ジャンルは最初“ヴァイキング/フォーク・メタル”とされていたが、アルバムがリリースされるごとに“トラッド・メタル”→“森メタル”→“旅メタル”と、その姿を変貌させていったらしい。

音的には北欧のわかりやすいドタバタパワーメタルといったところだが、そこにフィンランドの伝統的な要素を取り入れたメルヘンチックな音楽性を打ち出している。
その要となっている人物がヒッタヴァイネンという、ヴァイオリン、フルート、ヨウヒッコ奏者である。
その風貌も凄まじく、森の魔法使いガンダルフといったところか。

フィンランドの伝統的民族楽器、ヨウヒッコ。



私が聴いたアルバムは、『世にもコルピな物語』という邦題の付いた作品。




本作には、全曲に原題を殆ど無視したふざけてるとしか思えない邦題が付けられている。
これを担当した人は相当この仕事を楽しんだことと思われる。

それらを以下に紹介しておこう。

01. 痛快!飲んだくれオヤジ
02. 戦場のコルピクラーニ
03. 呑めや、歌えや、夏休み
04. 黒鷲は飛んで行く
05. 萌えろ、春の舞
06. 森の木陰でクールビズ
07. 立ち上がれ!森の妖精コルピ軍団
08. 漢(おとこ)の勲章~コルピクラーニ編~
09. 妄想即狂曲
10. 夜の森は危険がいっぱい
11. いい旅、鳥気分


この邦題を見て少しは雰囲気が伝わったのではないだろうか?
これでもまだ見当がつかない方は、以下に紹介する彼らのPVをご覧になって頂きたい。
私、これを見てもう抱腹絶倒してしまいました。

これを見れば、あなたも世にもコルピな世界の虜となることは間違いないだろう!




あ~あ、メタルってやつは一体どこまでいくんだろう。
コメント (2)
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