AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

御三家

2006年02月21日 | やっぱりメタル!!
またヤフオクで安うで競り落としました!!(つ~か競ってない)
ジェットフィンガーこと横関敦氏の幻のソロ作品『SEA OF JOY』(廃盤)だ!!

横関敦といえば、そう、あの筋肉少女帯の初期の名作『SISTER STRAWBERRY』で超絶プレイを披露していた凄腕のギターリストさんです。
まぁ自分はギタリストさんのインストソロ作品なんてめったに買うことなんかないんですが、本作を手に入れたかったのには理由があるんです。
それはゲストプレイヤー陣の凄さなんです。

ピアニストには初期筋肉少女帯で存在感共に凄まじいプレイを放っていた三柴江戸蔵氏!まぁ筋少時代のよしみもあったのでしょうね。
そしてベースにはなんと、私が敬愛して止まないアヴァンギャルドスラッシュメタルの最高峰DOOMのフレットレスベーシストである諸田コウ氏(故)が参加しているのである!!(この辺は山瀬まみのアルバム『親指姫』繋がりでしょうか?このコラボも凄いが・・・)
まさに夢のスーパーコラボレーションなのでごぜーます!!

    

で、その内容はというと・・・・・
んん~~~~っやっぱメタルギタリストのソロ作品という感じですね・・・
私としましてはディストーションをバリバリに利かせたアバンギャルド変態プログレナンセンスなバトルを期待しておったのですが・・・
三柴さんもコウさんもプレーはいたって控えめ。
仕方ないっスよね、これは横関さんのソロ作品なんですから。
いやでも、後半#8“LOST HUMAN NATURES”ではこれぞコウ様!!な歪んだフレットレスベースが聴けますし、#9“WORLD WAR Ⅱ”では、横関氏と三柴さんの壮絶なるバトルが展開しておりやす!
それくらいでしょうか。
まぁコウ様のプレイはやっぱDOOMの時が最強ですし、三柴さんと横関氏のバトルはやっぱ『SISTER STRAWBERRY』での方が凄まじいです。



筋肉少女帯1988年発表の2nd『SISTER STRAWBERRY』。全編に渡って三柴さんの超絶ピアノが炸裂しています。#1“マタンゴ”ではオーケンが「呪いの館には行っちゃいけねぇ!!」とトチ狂ったフレーズを連呼する中、三柴さんと横関氏の壮絶なる掛け合いソロが繰り広げられています。そして、なんといっても#2“キノコパワー”での2人のソロバトルはこの作品のハイライトというべき名演。オーケンのハジけ具合といい、正に筋少の最高傑作ともいうべき名盤ですが、現在となっては入手困難です。レンタル屋にいけばまだあるかも。
コメント
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