酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

野菜作りと人作り

2005年04月25日 | コミュニケーション
自治体Mの職員研修講師の1日。

今日の受講者は、4月に採用された新任職員40人の職場OJT担当者35名だった。

若く、希望に燃える新人を生かすも殺すも彼ら、彼女ら中堅職員の指導力ひとつにかかっている。

埼玉県K市では新任教師が教室で自らの命を絶った。

いたましい出来事が生じたばかり。

講師も受ける側も当然シリアスになる。


私にはむつかしい話はできない。                                                                         ただ、言えることは、人材育成は畑の野菜作りと似ているということだ。

これだけは自信をもって言える。野菜の種は種自体が生命力をもっている。

黙っていても成長する力を備えている。

問題は環境。

種の袋の中ではそのままの種で終わってしまう。

袋から取り出し、土に撒く。

土も肥料がなくてはダメ。

夏には雑草の除去。

追肥。

水をやる。

これが人間でいえば職場環境の整備だ。

それで新人という大事な種が育っていく。

新任指導担当者だけでなく、組織全体で原石をダイヤモンドに化けさせるよう

適切な環境作りをお願いした。

”けなすより まずほめる” ブログの友人 caap1992さんの言うとおりです。



(写真は昨年9月11日に種を路地撒きしたたまねぎです。細いながら懸命に生きてます) 








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