酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

おじさん・おばさん よく飲んだ

2005年04月19日 | 酒の席
昨日は千代田線は綾瀬駅から徒歩3分「まの」で飲み会があった。メンバーは昔の仲間、役人OB。おじさん9人、おばさん2人。みなただ者でない。そもそも全員が同じ自治体出身でない。そしていわゆる役人らしくない。実に私好みのグループというわけであります。15年の付き合いでこの1月には湯河原へ雪見酒旅行、普段おとなしそうなおばさんのひとりがすっかり気分よく飲みまくり、眼鏡紛失事件をおこしたりしている。(二次会の写真では本人がちゃあんと顔にかけているこのメガネ、高そうだった)
首長に立候補して落選したり、その応援で生まれてはじめて選挙カーの運転手を無償で買ってでたり、中には本人が決して望んだわけでもないだろうに(これは想像です)ナンバー2になってしまったものもいたりする。その他、なんの役にたつのかソムリエならぬ「そば」作りの達人と称して
「ソバリエ」の取得者、酒は一滴も飲めないのに座持ちの実に上手な落語家はだしのM氏。
それぞれ利害関係がないメンバーということを差し引いても面白い固まりだ。

ところでこの綾瀬。今回久しぶりに訪れたが変わりようにびっくりした。
私の「綾瀬」は田んぼに畑。夏にはホタルが飛び交い、バケツを持って20分に1本、4両編成 の常磐線に乗ってエビガニ(いまはなぜかザリガニというがいつから名称変更されたのか)を取りにきた場所。
それが「綾瀬」のはずだ。この変わりようはすごい。昔あこがれた中央線沿線の駅周辺と同じになってしまった。少し淋しい気もする。あの綾瀬川はどこへいってしまったのだ。変わりようのひとつの理由はやはり千代田線の綾瀬乗り入れからだろうか。
茨城の香りただよう「常磐線」からなんとなく都会的イメージな「千代田線」。
 
 
営団地下鉄、いや今は「メトロ」の戦略はすごい。線名を全て都心の地名にした。
綾瀬の「千代田線」、三ノ輪の「日比谷線」、下町を走る「半蔵門線」、杉並の「丸の内線」
都営の「大江戸線」も池波正太郎が怒りだしそうな江戸の外を走る。唯一の都電「荒川線」はえらい。「早稲田線」にしなかった。

2級酒より1級酒がうまそうだ。レッテル反応。しかし蔵元によっては1級では値段が高くなるのであえて1級を2級酒として販売することもあるようだ。 昨夜のおじさん・おばさんのメンバーは現役時代、そして今も肩書き、経験、年の差、性別全く関係なしの「水平のコミュニケーション」を実践している。レッテルにこだわらない付き合い。 
変人・奇人の集合のようだが、案外皆んな考えて付き合ってきたようだ。
多少、2日酔いながら仲間の顔を思い出し、自画自賛しているところです。

 
( 会費5000円 「いいちこ」1本差し入れのあった魚のうまい店「まの」)