気管支障害を持つ独身のMさん70歳(男性)です
彼は 毎日の病院通いで治療に専念しています
健康の具合等 見守りボランティアとしての私の訪問日は 月に一度15日 (2か月に一度の年金の支給日含む)です
支給日にはMさんは 自分で近くのコンビニで年金を引き出して 払い込み先別に仕分けして 私の到着を待っています
ボランティアの仕事は 仕分けされたお金を”家賃”は不動産屋さんへ”国保・住民税・介護保険”の滞納分は
コンビニで支払って領収書を本人に返すこと
さらに 滞納している分の返済計画をMさんと相談して決めることです
最近になって ようやく会話が成立する間柄になりましたが 当初はなかなかむずかしかったですね~
特に 年金の支給のない奇数月は・・・
「あなたが来てくれても 話すことはなんにもないからね」
その言葉通り なかなか円滑なコミュニケーションが成立しなかったMさんとの間柄でした
それがあるとき・・・
ふと目についたのが タンスの上に置かれた手製の仏壇?
なにやら写真が飾られていました
近くに寄って拝見すると・・・
セピア色の写真に写っていたのは 和服のご婦人の全身像でした
思わず「お母さんの写真ですか?」
私の声に目を大きく開いて応じてくれたMさん
「そうですよ ずいぶん苦労をかけたからね 仏壇を買えないのでこんなもので毎日拝んでるんだ
それにしても あなた よく気が付いてくれたね ありがとう」
それからでした
生まれ故郷の新潟の話 優秀な兄や姉の話題 両親の話 上京してからの本人の苦労話
聞けば聞くほど波乱万丈の人生を送ってこられたMさんでした
当方には彼ほどの”波乱万丈ストーリー”はありませんが お互いに身の上話を語る仲になってきました
少しだけでも 心を開いてくれたMさんです
Mさんも私も
彼は 毎日の病院通いで治療に専念しています
健康の具合等 見守りボランティアとしての私の訪問日は 月に一度15日 (2か月に一度の年金の支給日含む)です
支給日にはMさんは 自分で近くのコンビニで年金を引き出して 払い込み先別に仕分けして 私の到着を待っています
ボランティアの仕事は 仕分けされたお金を”家賃”は不動産屋さんへ”国保・住民税・介護保険”の滞納分は
コンビニで支払って領収書を本人に返すこと
さらに 滞納している分の返済計画をMさんと相談して決めることです
最近になって ようやく会話が成立する間柄になりましたが 当初はなかなかむずかしかったですね~
特に 年金の支給のない奇数月は・・・
「あなたが来てくれても 話すことはなんにもないからね」
その言葉通り なかなか円滑なコミュニケーションが成立しなかったMさんとの間柄でした
それがあるとき・・・
ふと目についたのが タンスの上に置かれた手製の仏壇?
なにやら写真が飾られていました
近くに寄って拝見すると・・・
セピア色の写真に写っていたのは 和服のご婦人の全身像でした
思わず「お母さんの写真ですか?」
私の声に目を大きく開いて応じてくれたMさん
「そうですよ ずいぶん苦労をかけたからね 仏壇を買えないのでこんなもので毎日拝んでるんだ
それにしても あなた よく気が付いてくれたね ありがとう」
それからでした
生まれ故郷の新潟の話 優秀な兄や姉の話題 両親の話 上京してからの本人の苦労話
聞けば聞くほど波乱万丈の人生を送ってこられたMさんでした
当方には彼ほどの”波乱万丈ストーリー”はありませんが お互いに身の上話を語る仲になってきました
少しだけでも 心を開いてくれたMさんです
Mさんも私も
これからいろんなおはなしに進展するといいと思います、
いまこの人たちに可能性を与えるのはパソコンではないでしょうか?
本を買ったり、映画を見に行くのは無理でしょう、
行政が援助してパソコンを買ったり出来ればいいと思います。
報われましたね。
それにしてもお金の管理までお手伝いをされるのですね。たいへんなボランティアですね。
頑張ってくださいね~
お母さんのない人はいませんものね~。
私は時々子どもさんは?とかお孫さんは?などと聞くことがありまさが、、
お母さんのこと、新潟のことなど共通点が見つかってよかった。Mさんもやっと打ち解けて、内心ホッとされたことでしょうね。
昨年までは畑で懸念された熱中症、今年はボランティアで。
本当にお疲れさまです。
若い頃、家庭内での苦い体験を背負った彼です。
後悔してるところもあると言ってます。
頭の切れるMさんです。
パソコンは良いアイディアです。
担当者、本人に打診してみましょうか。
次回は15日の面談です。
タイミングをはかっての打診になります。
ありがとうございました。
以来、昔話ができるようになりました。
華やかな都会ですが、それは表舞台の一部です。
舞台裏にはいろいろな人生が万華鏡のように映し出されています。
この歳になってのはじめての体験に感謝してます。
ボランティアは自分のためになります。
実感してます。
いままで気づかなかった、手製の仏壇の話題です。
なにげなく上を見上げたとき目に飛び込んできました。
写真をみたとき、母親だ。
直観しました。
それからですね。過去の話をしてくれました。
名門高校卒業あたりから転機が訪れたそうです。
以来、波乱万丈。ちょっと聞いただけでも小説になりそうです。
訪問が楽しみになってきました。
昨日の朝は携帯の地震警戒予報の音で目が覚めました。
中通りは震度4でしたね。驚かれたでしょう。
津波が来なくてよかったです。
良かれと思って話しかけても、相手の意に添わなかったりで
でも今回は、オヤジさんに気付いてくれて
きっと Mさんも嬉しかったのだと思います。
これからも、いろんなお話が出来たら嬉しいですね。
それにしても、支払いの代行をしたり、滞納分の計画を立てたり、ずいぶん深くかかわるのですね。難しいお仕事ですね。
私の福祉アドバイザーなんて、言ってお話を聞いたり、問題があれば、しかるべきところへつないだり、その程度です。
オヤジさんたちのお仕事は難しい。
信頼されたら、とことん頼られるでしょう。お疲れ様です。
このような安堵の日を持つことのできるきっかけは、オヤジな私さんの細やかな心配りから心を開いたお母さんのお話だったのですね。
涙が出そうになるような感動を覚えました。
それこそ「見守りたい」の大きな目的なのですね。
Mさんの心に寄り添ってくれるオヤジな私さんの来てくれる日がMさんの生きる希望として待っていることでしょう。
よかったですね。