酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

救急車

2009年02月05日 | オヤジのつぶやき


私たちの生命と財産を守ってくれる消防・・

先月のこの日は 某市の消防幹部の方々のリーダー研修でした


消防といえば まずは火災を思い起こしますね

今年の冬は火事が多く 亡くなった方が毎日のように報道されています


消防は もうひとつ大切な役目を担っています

そうです 救急活動です

研修内容とは異なりますが 事前にこんなことを勉強していきました  

統計数字です

平成18年度版消防庁のレポートによると・・・

17年度の救急出動件数は528万428件で 6秒に1回の割合で出動

救急搬送された人数は495万8363人 国民の26人に1人が搬送されたことになる


他にも こんな数字がありました

頻繁な救急出動の弊害として 大阪のH市では5台の救急車がすべて出払ってしまったことが月に8回も起きたそうです

18年度の救急車の現場到着平均時間は 6分強 医療機関までは31分かかりました


コストについては 次の記載がありました

群馬県O市では 救急車1回当たりに平均11万円かかっていました

年間にすると 相当な金額になるでしょうね


また こんな統計もあります

救急車で搬送した人のうち 死亡・重症・中等症の傷病者は47・7パーセント

52・3パーセントが入院加療を要しない軽症 その他であったということです


”雨が降ってきたから” ”泥酔したので” ”大きな荷物を運べない”

タクシー代わりに要請する人もいるようです


こうなってくるとと 当然のように湧き起こってきたのが 救急車利用の「有料化」問題です

古い資料ですが 平成15年に内閣府広報室が世論調査を実施していました

結果は「現在と同様に無料としたほうがよい」51・1パーセント

「利用者が一部負担したほうがよい」36・5パーセント

「利用者が全部負担したほうがよい」4・1パーセント


この調査結果が すぐに有料化への道を開くことにはならないでしょうが 海外の有料の例など考えますと いずれ検討課題になるのでしょうね


調べていったこの統計資料など・・

今回の研修では 使う機会はありませんでした

使わなかったけれど 消防専門の方々を相手とした講師の立場としては 多少の自信・バックボーンになりました


火災に救急 避けて通りたいものですね



親しくしていた友人が 強い雨の夜 交通事故に遭遇しました

娘さんからの一報に絶句  昨年12月に会ったばかりです

国道を横断中にトラックにはねられたのです

救急車で運ばれましたが 残念ながら帰らぬ人となりました 享年71歳

一昨日は告別式でした

春の温泉旅行を楽しみにしていたKさん 仲間と家族思いだったKさん

いつも明るく元気で リタイヤ後のサークル「A会」のリーダー的存在であったKさんでした  寂しくなります


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