酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

傾聴ボランティア 「花燃ゆ」

2014年09月20日 | ボランティア
現在 傾聴ボランティアで訪問している方のお一人が Nさん(女性72歳)です

彼女の誕生日は昭和16年12月9日 大東亜戦争勃発の翌日でした

ご主人を早くに亡くされ 女手ひとつで息子さんを育て上げました

軽い認知症の症状があり同じ話を繰り返すこともありますが 日常生活にはほとんど影響はありません

ときには明るく笑い お孫さんの話題には表情がイキイキしてきます


そんなNさんですが あるキッカケで歴史に興味をお持ちであることがわかりました

驚いたことに 幕末 長州藩でこの人ありと謳われた久坂玄端に多大な関心・興味があるというのです

吉田松陰の愛弟子で 高杉晋作と並び称された松下村塾の逸材玄端です

維新を前に戦死したため 小説 映画 テレビでは取り上げられることの少なかった英傑です

明治維新史で マイナーな存在であった久坂玄端に興味と関心・・・素晴らしいことです

Nさんの過去にいったいなにがあったのかはいまのところ不明です

久坂玄端のこと いずれ伺うチャンスを待っていたところでした


思わぬ機会が巡ってきました

なんと 来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公が杉文!

吉田松陰の妹であり 久坂玄端の妻であった文の生涯が一年にわたって描かれます

「八重の桜」の新島八重以来の女性が主人公の物語 

歴史ものが苦手という 同行の傾聴ボランティア仲間Kさんですが これを機会に大河ドラマを全編視聴して

Nさんとの共通の話題に備えるそうです


月に二回の訪問に 新たな展開が期待できる来年になりました

Nさん どんな話を聞かせてくれるのでしょうか

思わぬ僥倖に感謝です