酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

湯島・小石川を歩く  (2)

2009年02月16日 | 坂道
「富坂」を登りきって右に曲がると 伝通院に突き当たります



伝通院は 徳川家所縁の寺院で 家康の生母"於大の方”孫の"千姫”の墓等があります

また 幕末に浪士隊を結成 結果的に新撰組の「生みの親」となった清河八郎も眠っていました

そういえば 浪士隊が京に上るとき 近藤勇 芹沢鴨をはじめ数百名の浪士が集められたのが ここ伝通院でした

庄内藩出身の清河八郎の墓があるのも頷けますね

* 柴田練三郎  佐藤八郎の墓もあります *


オジさん三人は さらに「善光寺坂」へと向かいました 

すると・・

道の真ん中に大きな木が



そうです  ここが かの「小石川の家」でした

大木の左側が 現在 作家の青木玉さんの家です



彼女の祖父幸田露伴 母の幸田文さんの時代には この大木は家の敷地内にあったようです

青木玉さんの著作「小石川の家」がテレビ化されたとき(露伴役は森繁久弥さん?)は 画面の庭にあった記憶があります

ただいま老人大学で 幸田文さんの研究をしている仲間のAさんです



「うん うん なるほど・・これは仲間に自慢できるな」 大喜びしてました


ここまでで 万歩計は8000歩に達しました

「旅」は まだ続きます

印刷と製本業がひしめく街並を歩いて 到着したのが「小石川植物園」でした



小石川療養所(山本周五郎 赤ひげ診療譚)跡地に残る井戸です

吉宗の時代から幕末まで 140年余り 江戸庶民の療養施設として機能しました



平日だからでしょう こちらは一眼オジ・オバ大集合の「カンザクラ」です





早速 同世代の桜のごとき六人組に撮影を依頼されたAさんです



彼女たちからのお返しの写真ですが 人間よりも桜が主役に見えるのは僻みでしょうか

はたまた 足の短いのをカバーしてくれたオバごころか いまだ謎です


ま 気を取り直して ・・



梅の剪定です シルバーセンターの会員さんです 頑張っていました  元は植木職人さんでした

先輩方の元気な姿を見るのがいちばんですね



湯島の梅に始まり 植物園の梅に終わった今回の友の会

先日 事故で亡くなった仲間のKさんを偲びながらのカメラ旅でした