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酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

夢の一歩

2012年01月09日 | 無農薬野菜作り
畑の師匠がふたりいます

ひとりは 専業農家・野菜作りのプロYさんです

畑の提供 技術指導を受けています


もうひとりは 兄弟子とでもいうような存在のTさん夫妻

仕事のかたわら 土日を中心に畑作業20年のセミプロですね

ふたりの夢は 現地に家を建てプロとして自立することでした

苦節20年 その夢に一歩近づくことになりました



完成間近な新居です

土間 囲炉裏を備えた本格的な「将来の古民家」

Yさんの話では200年以上もつだろう

広大な面積の野菜畑も借りることができました

いよいよ夢の実現です


私が いま以上の年齢になったとき

ふたりの「小作人」として野菜作りを続けていきたいと・・

秘かな願望を秘めてる”酒と畑に戯れるオヤジな私”なんですが

果たして





この日のニワトリたちです

取立ての白菜を食べて いい玉子を生んでました


基地の整備すすむ

2011年12月14日 | 無農薬野菜作り


畑の師匠Yさんの「基地」の一部が新築されました

収穫野菜の洗い場です



井戸水の蛇口が二箇所に増設されてます

これで 一段と効率のよい農作業間違いなしです

息子さんのM君も嬉しさを隠し切れませんでしたね  まずはめでたいことです

そして さらに・・・



本拠地では ストーブが新設されました



新潟県 本間製作所製の薪ストーブです

本拠地全体が 薪独特の暖かさに包まれましたよ

ガス・電気・灯油とはまた違った人間的な温もりでした

ゆったり のんびり ついウトウトしてしまいます

これもまた 畑仕事の醍醐味ですね



冬至も間近です

長い影が大根畑を覆います



そして この日はスゴイさつま芋を掘り起こしました  ジャンボ芋!

薪ストーブでの楽しみが待ってます

ジャンボ焼き芋の味は如何でしょうか  そして 何人分?


なにはともあれ 畑の新兵器ふたつが仲間に入ってきました

お陰さまで 年々快適になってくる畑作業です


今日は四十七士吉良邸討ち入りの日ですね  合掌

泉岳寺・旧吉良邸跡地は混雑してるでしょう


省エネ畑の収穫

2011年11月21日 | 無農薬野菜作り


今年から 省エネムードになったマイ畑です

この日は久し振りの畑仕事でした 秋野菜たちが青春(秋)を謳歌していました



夏の猛暑で 一時は生育を危ぶまれた里芋です

しっかり頑張ってくれました  とろ~りとやわらかい里芋です



大好きなカブも ほどよく肥えていました

大根も順調のようです



こちらは 畑の猫たちです

上にいるのは Yさんの息子さんM君が拾ってきた猫です  大きくなりました

以前からの飼い猫のタマが下にいるように ”ふたりの関係”はすこぶるよろしい

どちらも まるで犬のように飼い主のYさんの後についてきます




さすがプロの畑ですね

今春から就農した息子のM君の助っ人技を率直に認める親父のYさんでした
 


小規模になって少々物足りないマイ畑ですが この収穫の味だけは格別です

腰に余程の負担がない限り この喜び 一日でも長く続けていきたいものです 


端役の存在

2011年11月01日 | 無農薬野菜作り
無農薬野菜作りも 早いもので15年になりました

その間 畑の場所が3回変わっています

今年は4回目の移転になり 畑の面積が過去最小になりました

ただし 坂もなく平坦な畑です  

マメトラ 草刈機を使わず 鎌と鍬 シャベルが主体の”原点”に戻った畑仕事になりました


収穫を危ぶみましたが ナス きゅうり ピーマン トマト じゃが芋 かぼちゃ 里芋たちが順調に育ってくれました

畑移転と縮小の原因となった腰痛も 現状を保っています 

引越しは 正解だったといえるでしょうね

省力化万歳です

 

    キャベツが育ちつつあります          ナスも頑張っていました

 

           白菜                       カブ

ナス・トマトの季節が終わり 大根をはじめ 秋の主役たちが舞台に登場します



それでも 陰にいる端役は じっと静かに待機していました

時代は変わっても 主役を支える「縁の下の力持ち」がいます

ここでは肥料ですが 人間社会にも”目立たず 驕らず 分をわきまえた”端役”が存在しますね

黙って黙々と与えられた役をこなす人 主役を引き立てる人・・見逃さずにいたいものです 


たとえば俳優でいえば 国村 隼さんのような・・

今回も朝ドラ「カーネーション」での 百貨店の支配人役が嵌ってました

主役の糸子をより輝かせる”肥料”のような国村さんです

登場場面は少ないかもしれませんが 全編を通して印象に残る役柄になるでしょうね

いいぞ ”カモカのおっちゃん”いぶし銀の国村 隼さん!

畑と戯れる

2011年10月17日 | 無農薬野菜作り


たわわに実った沢山の柿が迎えてくれた畑でした



台風の前日に植えた苗たちも元気です  強いものです

大根・カブ・たまねぎの種も芽をだしていました

例年より かなり遅くなった作業でしたが なんとか収穫は可能でしょう

里芋は期待できそうです 正月のお節料理に使いましょう


それにしても楽になった畑仕事です

面積は 昨年までと比べて4分の1くらいになったでしょうか

勾配のあった畑から平坦な畑への「転居」もありがたい・・・

気張らず マイペースでやっていけそうです


畑をやめて ”酒と戯れるオヤジ”では ちょっとサマになりませんもんね 



全てに のんびりムード ユックリズムが漂うこの日の畑でした

この気分転換が 畑仕事の醍醐味です


頑張りましたが疲れました

2011年09月20日 | 無農薬野菜作り
19日 明日のお彼岸の入りから 雨が続くという天気予報でした

すわ一大事! 畑の苗・種はいまだ植えていません

準備もソコソコ 9時に出発しました

途中のカインズホームで苗と種を購入 昼食の時間が惜しいのでコンビニおにぎりは車中で頬張りました


到着してYさんへの挨拶は これもソコソコ・・

まずは 一輪車で肥料蒔きです  20回は運んだでしょう

2回運んでは3分の休憩です 27度の心地良い温度と涼しい風です

なんとか腰痛の発生もなく終了しました


まずは 苗から・・



白菜20 キャベツ40 ブロッコリー30 カリフラワー10

種は・・

    


夕方5時半までの懸命な畑仕事でした

帰宅したのは8時半です

ビールを飲んで食事して そのままバタンキュー


そして今朝です

身体のあちこちが痛みます

整骨院の先生の診断は「畑仕事はほどほどに・・」  「はい・・・」


友人たちにも言われています

「野菜と これからの人生 どちらが大事?」

お説 ごもっともです  なにかいい方法はないものでしょうかね



米 午後のロードショーはモンローの「紳士は金髪がお好き」でした

  愉快な映画で 腰痛に効きました  散歩が気持ちよかったです


畑と安岡正篤記念館

2011年09月13日 | 無農薬野菜作り
老骨に鞭打つにも 限界を超えた猛暑日の連続でした

その間 気になっていた畑の雑草繁栄状態・・・

前回 ドシャブリに見舞われた後 訪れた畑です ♪この日は岡晴夫の歌が聞こえてきました



茶色の部分はYさんが刈り取ってくれた雑草の残骸・・かなりのボリュームですね

これを カインズホームで新たに購入した アメリカンレーキでかき集めます

集めたあとは・・・



火の用心しながら燃やします  いい肥料になるでしょう



急遽 助っ人のお願いをしたAさんです

都会人のAさん 焚き火が珍しいのでしょう 盛んにカメラのシャッターを押していました


やはり 農業は人手の数ですね

Aさんの働きで 秋野菜の準備が一歩前進することができました



当初 水不足で成長が危ぶまれていた里芋ですが このところの降雨で息を吹き返したようです



ナスも順調です



枯れ草の中から カボチャも姿を現しました 焼き芋ならぬ焼きカボチャにならないでよかった

舞台から消えていく野菜に変わって 次は大根 カブ たまねぎ 白菜 ブロッコリーの登場になります

今頃は 楽屋で化粧直しに精を出してることでしょう




畑への途中 Aさんの案内で初めて訪問した『安岡正篤(まさひろ)記念館』です

”元号 平成の考案者であり 昭和全期を通じ 一世の師表 天下の木鐸と仰がれた安岡先生の修己

冶人の足跡を明らかにし その不滅の光芒を後世に伝える為の記念館です”(パンフレットより)

日本農士学校を設立したり 終戦時の玉音放送の原稿作成にも携わった方でした


畑の助っ人Aさんのお陰で 未知の賢人を知ることができました

持つべきものは友人ですね  感謝!


秋を待つ畑

2011年09月09日 | 無農薬野菜作り
この日 地元の朝は晴れ・曇りの天気でした

久し振りの畑行き出発準備が整いましたが 念のため・・

畑のある町 埼玉O町のYさんに電話をしました 「いまは晴れてますが ひょっとすると・・無理しないように」

いまは晴れ? あとで雨の可能性がある天気予報のO町でした

ままよ なんとかなるだろう 出発進行


案の定・・



現地到着を待ってたかのようなタイミング ドシャブリでした  春日八郎の歌声が聞こえてきます♪


それでもカッパを着て ナス ピーマンの収穫ができました

雑草の伸び放題が気になりますが 天気のいい日に草刈しましょう

そろそろ大根 たまねぎ キャベツの種蒔きシーズンです


早めの帰宅になりました

夕方 すっかり乾いた車の屋根に陣取って・・



「お帰り 早かったですね・・ 収穫は?」

二匹とも また少し大きくなってきました  

熱かった"鉄板上’での休息ができるほど 涼しい陽気になってきたということでしょう

それにしても かなり写され慣れしてきたようなふたりです  近所でも人気者です


それはさておき 心踊る秋の畑シーズンが間近になってきました

腰痛を 騙し騙しの畑仕事が始まります


畑の光と影

2011年07月11日 | 無農薬野菜作り


”よしず”の影です  いい模様です



影から一歩外は光の洪水でした


10日の畑は天気に恵まれ(過ぎ)気温は37度まで上昇しました  体温以上です

Yさんの「陣地」兼作業所も 太陽がじゃんじゃん入ってきます

そこで 急遽の”よしず張り作戦”に打ってでました  太陽光遮断です

スマートな”すだれ”の横で 堂々の威風を誇る”よしず”

この ”よしず”が 太陽とともに奏でてくれる作品の影

昔から 地面に描かれる芸術的な よしずの影の模様が好きでした 

世間ではなにかと 光が持て囃され 影は「影の薄い存在」です

しかし 光があれば影があるのは この世の必然ですね

天空に輝く星ばかりでなく 地上にも星があると唄ったのは 中島みゆき「地上の星」でした


その 地上の畑・・

ここにも 光と影がありました



光り輝く野菜たちです  なにか誇らしげにお互いに会話を交わしてるようです

形 色彩 艶がいいだけでなく 食しても完全野菜たちでした

それに比べると・・



雑草退治をして 追肥もして 環境を整備してるわりには 育ちの悪い里芋でした

なぜか 写真も暗いですね  なにかを暗示してるようです  まさに影

理由は雨不足でした

一週間に一回の畑仕事では そのたびに水遣りしても文字通り焼け石に水でしょう

光には影が世の常です

里芋 これからもできるだけの世話をしていきましょう  影が好きなオヤジですからね


ところで この猛暑の畑対策ですが Yさんのアドバイスもあって 朝の6時から10時くらいまでの作業にします

次回からの出発は午前4時になりますが 熱中症を考えれば当然の処置でしょう

これが危機管理です 想定外ではありません ○電にも見習ってほしいものです




日陰で休息するAさん  すっかり野菜作りに嵌ったようです


差別するか! 

2011年06月15日 | 無農薬野菜作り
梅雨の合間を縫っての畑行きでした

最近 O町の天候については テレビが知らせてくれるようになりました

リモコンで郵便番号を入力すると 3時間おきの現地の天候が ピンポイントで画面に表示されます



おかげさまで 畑は予報通りの曇天でした  寒くも暑くもありません

絶好の畑日和のうちに 葉物の収穫が出来ました



こちらはYさんの奥さんと 新しい戦力に加わった息子さん・・・



奥さんはトラクターの運転 息子のM君は雑草刈りです

亭主のYさんは きゅうりの収穫に精を出していました


ところで「基地」での昼食時でしたが 愉快な話題で盛り上がりました

差別問題が生じたのです  話題の主役は「か」です

差別するか! いや「差別する蚊!」の話です

というのも 半日の畑仕事で顔や手に八ヵ所も蚊に刺された23歳のM君

それにひきかえ なんと一ヵ所も食われなかったオヤジな私

最近の蚊はグルメになったのでしょうか  それとも前から

(顔が厚くなった・・楽屋からの声)

渋い味を知らないとは誠にもって不幸な蚊です  渋さは 侘びと寂びの世界ですからね


どちらにしても面白くありませんでした  少しは食ってくれ! 渋い味の血!

亭主のYさんと奥さんですか?  食われたか?

ここでは答えないほうがよろしいでしょう

とにもかくにも大笑いになった「蚊事件」でした



きゅうり 茄子の初収穫です

茄子は雉にかじられていました(かじられた部分は下にしてます)

ここでも 若い茄子が狙われました 



帰路 休憩した富士見市の田圃です

田圃風景はほのぼの 見てるだけで落ち着きます