パワーアンプであるMarantz Model2をGTラックの前の方に移動させることの障害となっていたプリアンプとパワーアンプとを繋いでいたRCAケーブルを新調した。
従来のものは長さが1メートルであったため、Marantz Model2をラックの奥の方に設置しないといけなかった。
新調したRCAケーブルの長さは1.5メートルである。これであれば十分な長さがあり、Marantz Model2をラックの前面ぎりぎりまで持ってこれる。
ケーブルは、ジャーマンビンテージのものである。ビンテージケーブルの世界で有名なのは、ウェスタンエレクトリック製のケーブルであるが、このドイツ製のケーブルも優れものである。
現在、RCAケーブルを含むほとんどのケーブルがジャーマンヴィンテージのものに変わった。取り外されたケーブル類は段ボール箱に入れられて階段下の物置に納められた。いずれ買取業者にすべて送ることになるであろう。
早速その長くなったRCAケーブルを接続した。そして2台のMarantz Model2をラックの前面ぎりぎりまで移動した。
そして電源をONにした。Model2の真空管にオレンジ色の明りが灯った。プリアンプのMarantz Model7のパイロットランプも小さく光り始めた。
CDで検証してみた。白井光子のブラームスの歌曲集のCDを選択した。その小さな丸い円盤をORACLE CD2000にセットしてみて、リモコンのスタートボタンを押した。
1曲目が流れ出した。RCAケーブルが変わり、パワーアンプの設置位置が変わった。その変化は音にどう出るか・・・
従前のRCAケーブルも仕様は少し違うが、ジャーマンビンテージのものであったので、多少の差異はあるであろうが、同傾向の音と思われる。変化があるとすればそれは設置位置の変化の方が大きな要因になるのかもしれない。
耳を傾けて、その差異の具合を聴き分けようとした。なんだかすっきりと抜けるような感覚がある。
真空管のパワーアンプはできればラックの上段に設置するのが良い。つまり上に遮るものがなく広い空間が確保できている設置場所が良いのである。
しかし、我が家のリスニングルームに並んでいる三つのGTラックの上段にはORACLEのレコードプレーヤーとCDプレーヤー、さらにはMarantz Model7が置かれている。
これらを下段に移動することは、どう考えてもあり得ない選択であった。やはりパワーアンプは下段に設置するしかない。
パワーアンプの位置の変化によるものか、ケーブルの変更によるものか、あるいはそれらの複合的な要素が絡み合ったものなのか、確かに音の質感には変化があった。
印象は良いものであったので、ほっと一安心である。見た目的にもMarantz Model2がしっかりと視界に入ってくるので、良い感じである。
実はパワーアンプに関しては、設置位置だけでなくもう一つ検証したいことがあった。それは出力管の変更である。
現在は1950年代に製造されたムラード製の6CA7/EL34を使っている。それを1970年代にRFTで製造された真空管(ラベルはTELEFUNKEN)に替えるとどうなるのか、ということを検証してみようと思っていた。
従来のものは長さが1メートルであったため、Marantz Model2をラックの奥の方に設置しないといけなかった。
新調したRCAケーブルの長さは1.5メートルである。これであれば十分な長さがあり、Marantz Model2をラックの前面ぎりぎりまで持ってこれる。
ケーブルは、ジャーマンビンテージのものである。ビンテージケーブルの世界で有名なのは、ウェスタンエレクトリック製のケーブルであるが、このドイツ製のケーブルも優れものである。
現在、RCAケーブルを含むほとんどのケーブルがジャーマンヴィンテージのものに変わった。取り外されたケーブル類は段ボール箱に入れられて階段下の物置に納められた。いずれ買取業者にすべて送ることになるであろう。
早速その長くなったRCAケーブルを接続した。そして2台のMarantz Model2をラックの前面ぎりぎりまで移動した。
そして電源をONにした。Model2の真空管にオレンジ色の明りが灯った。プリアンプのMarantz Model7のパイロットランプも小さく光り始めた。
CDで検証してみた。白井光子のブラームスの歌曲集のCDを選択した。その小さな丸い円盤をORACLE CD2000にセットしてみて、リモコンのスタートボタンを押した。
1曲目が流れ出した。RCAケーブルが変わり、パワーアンプの設置位置が変わった。その変化は音にどう出るか・・・
従前のRCAケーブルも仕様は少し違うが、ジャーマンビンテージのものであったので、多少の差異はあるであろうが、同傾向の音と思われる。変化があるとすればそれは設置位置の変化の方が大きな要因になるのかもしれない。
耳を傾けて、その差異の具合を聴き分けようとした。なんだかすっきりと抜けるような感覚がある。
真空管のパワーアンプはできればラックの上段に設置するのが良い。つまり上に遮るものがなく広い空間が確保できている設置場所が良いのである。
しかし、我が家のリスニングルームに並んでいる三つのGTラックの上段にはORACLEのレコードプレーヤーとCDプレーヤー、さらにはMarantz Model7が置かれている。
これらを下段に移動することは、どう考えてもあり得ない選択であった。やはりパワーアンプは下段に設置するしかない。
パワーアンプの位置の変化によるものか、ケーブルの変更によるものか、あるいはそれらの複合的な要素が絡み合ったものなのか、確かに音の質感には変化があった。
印象は良いものであったので、ほっと一安心である。見た目的にもMarantz Model2がしっかりと視界に入ってくるので、良い感じである。
実はパワーアンプに関しては、設置位置だけでなくもう一つ検証したいことがあった。それは出力管の変更である。
現在は1950年代に製造されたムラード製の6CA7/EL34を使っている。それを1970年代にRFTで製造された真空管(ラベルはTELEFUNKEN)に替えるとどうなるのか、ということを検証してみようと思っていた。