AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4410:事故現場

2018年04月10日 | ノンジャンル
 数馬までの行程はだんだん上りが多くなってくる。昨日のテニスの影響で太腿が重かったので、無理のないペースを維持したままで走っていった。

 その間、救急車や消防車、さらにパトカーがけたたましくサイレンを鳴らしながら走っていった。「事故かな・・・」と思った。奥多摩周遊道路はバイク事故が多いところである。

 数馬のバス停の傍には公衆トイレがある。ここで一息入れた。普段であれば、ここから4km程走った「都民の森」までがフリー走行ゾーンとなり、おのおの耐久力に応じて駆け上がる。

 しかし、今日のゴールは「都民の森」ではなく、さらに3kmほど上った先にある「風張峠」である。「普段とは違うペース配分が必要・・・」と思っていた。



 ストレッチしたりして体をリフレッシュさせてから、7km以上の厳しいコースへ向けてスタートした。天気は素晴らしく、空は真っ青であった。

 数馬からはしっかりとした上りが延々と続く。「都民の森までは抑え気味で・・・」そう自分に言い聞かせながらクランクを回した。

 220ワットほどの平均パワーで走っていった。メンバーもいつもと違って比較的慎重な走りであった。

 一人のメンバーが先行する形で走ってくれていたので、その背中と一定の距離を保つことによってちょうど良いペースで走っていくことができた。

 順調に距離をこなしていった。心拍数は170~175ほどで推移していた。通過ポイントとなる「都民の森」が近くなってきた。

 上級者2名はすでにペースを上げていって前に出ていった。「都民の森」まで残り1km程のところから私も少しペースを上げた。

 前を引いてくれていたメンバーの前に出て、2番手を行くメンバーの背中を目指していると、パトカーが見え、警官が交通整理をしていた。

 事故の後処理をしていて、片側交互通行になっていた。残念ながらここで止められてしまった。

 3名のメンバーはここで一旦止まって警官の「止まれ」の指示が解除されるのを待った。そして1,2分ほど待ってからリスタートした。

 事故はバイクと車の接触事故のようで、バイクが炎上したようであった。想像するに、下ってきたバイクがスピードを出しすぎてカーブを膨らんでしまい、上ってきた車に衝突した事故のようであった。

 バイクのライダーの怪我はそれなりに大変だったはず。救急車で搬送された後であったのでその詳細は分からなかった。

 事故現場を通り過ぎてから、それぞれの脚の余力に応じてスピードを上げていった。パワーは240ワットほどに上がっていた。

 そして「都民の森」を通り過ぎた。ここから3kmほどさらに上る。いよいよ勝負エリアに入った。

 ここから風張峠までの道はいつも逆方向に下っていたので、上りの行程がどのようなものだったのか想像できていなかった。
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