山登りの世界では、高い山に登るときには高度順化を行うことは常識となっている。地球の大気圏内では、高地への移動などにより高度が上がるにつれ、気圧や気温が低下し、人の呼吸に必要な酸素を含む空気が希薄になるためである。4000〜5000m以上の登山においては、ある程度の高度に達したらいったん高度を下げ、休養後再び登るという過程を数度繰り返して高度順化を図る。
高さに関しては順化ということが物凄く大事なことになるが、平地だって北へ行くほど気温が下がるのだから、気温順化ということが必要なのではないだろう。なんたって、つい数日前の九州の気温はほとんど夏日に近い20度超えだったのが、今日の福島は朝の気温がマイナス4度、最高気温でも4度という極寒である。
朝7時前にテオの散歩に出ると、外はコリコリに凍りついている。雪はうっすらと辺りを白くしている程度だが、耳や鼻先がちぎれるんじゃないかというくらい寒い。ほぼ夏日に対応していた僕の体は、それだけで悲鳴をあげるのである。
雪を被った安達太良山が、朝日を浴びて赤安達太良となっている。
ここ1週間、走る時間が取れなかったので、今日は朝食後にランニングに出ることにした。午前中の気温はずっとマイナスである。僕の筋肉はちゃんと動いてくれるのだろうか。
阿武隈川沿いの土手を走っていると、川面にはたくさんの白鳥が羽を休めていた。時々小さい群れが川から飛び立っていく。
グエッグエッという白鳥の鳴き声を聞いていると、ああ、東北だなあと実感する。寒いのは寒いが、寒くないと白鳥だって飛来しないだろうから、暖かい冬というのはある意味面白くない。
折り返し地点の小和滝の公園までやって来ると、目の前に安達太良山が勇姿を見せる。朝見た赤安達太良とはまた印象が違う。福島に来てすぐの頃、無謀にも12月の中旬に安達太良山に登ったことがある。頂上は吹雪いてホワイトアウトで、気温はマイナス20度という極寒であった。もう一度登れと言われても、「ちょっと」と断りたくなるような体験だった。面白いことは面白かったけど。
さて、今日のところは気温順化のためのランニングのつもりで出てきたので、この辺で折り返し家に帰ることにする。年の瀬はいろいろとやりたいことが多いので、のんびりランニングも難しいのである。
高さに関しては順化ということが物凄く大事なことになるが、平地だって北へ行くほど気温が下がるのだから、気温順化ということが必要なのではないだろう。なんたって、つい数日前の九州の気温はほとんど夏日に近い20度超えだったのが、今日の福島は朝の気温がマイナス4度、最高気温でも4度という極寒である。
朝7時前にテオの散歩に出ると、外はコリコリに凍りついている。雪はうっすらと辺りを白くしている程度だが、耳や鼻先がちぎれるんじゃないかというくらい寒い。ほぼ夏日に対応していた僕の体は、それだけで悲鳴をあげるのである。
雪を被った安達太良山が、朝日を浴びて赤安達太良となっている。
ここ1週間、走る時間が取れなかったので、今日は朝食後にランニングに出ることにした。午前中の気温はずっとマイナスである。僕の筋肉はちゃんと動いてくれるのだろうか。
阿武隈川沿いの土手を走っていると、川面にはたくさんの白鳥が羽を休めていた。時々小さい群れが川から飛び立っていく。
グエッグエッという白鳥の鳴き声を聞いていると、ああ、東北だなあと実感する。寒いのは寒いが、寒くないと白鳥だって飛来しないだろうから、暖かい冬というのはある意味面白くない。
折り返し地点の小和滝の公園までやって来ると、目の前に安達太良山が勇姿を見せる。朝見た赤安達太良とはまた印象が違う。福島に来てすぐの頃、無謀にも12月の中旬に安達太良山に登ったことがある。頂上は吹雪いてホワイトアウトで、気温はマイナス20度という極寒であった。もう一度登れと言われても、「ちょっと」と断りたくなるような体験だった。面白いことは面白かったけど。
さて、今日のところは気温順化のためのランニングのつもりで出てきたので、この辺で折り返し家に帰ることにする。年の瀬はいろいろとやりたいことが多いので、のんびりランニングも難しいのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます